岩手県立図書館、地震による被害で当分の間休館も

 岩手県立図書館は、3月18日現在の岩手県内公共図書館等の被害状況をPDFで公開した。

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  • 東北地方太平洋沖地震に係る岩手県内公立図書館等の被害概況
 岩手県立図書館は、3月18日現在の岩手県内公共図書館等の被害状況をPDFで公開した。

 公開されている情報は、東北地方太平洋沖地震による被害状況を、電話による聞き取りに基づいてまとめたもの。

 県内の図書館・メディア施設など64施設のうち、電話連絡がとれて状況を確認できたのは45施設となった。建物の被害がないところでも本がかなり落下していたり、ボイラーが破損したりしている。被害程度の少なかったところでは、蔵書点検のために休館のあと開館したところ、時間短縮して開館しているところもある。また、ガラスにひびが入ったり、天井が落下、配管の水漏れなど建物の被害があるところは、当分の間休館となっている。

 職員と電話での連絡がとれたが津波の被害にあったため、詳細は不明という施設もある。なお、これは更新時点で情報のため、現在の状況を反映していない場合もあるとしている。今後、随時更新する予定となっている。
《前田 有香》

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