リセマム6周年

青少年のゲーム機所有率は約9割…内閣府調査

デジタル生活 ゲーム機

 内閣府は5月11日、平成22年度「青少年のゲーム機の利用環境実態調査」報告書を公表した。

 同調査は、青少年とその保護者を対象に、青少年のゲーム機等の所有・利用率等を調査し、青少年のインターネット利用環境の整備に関する取組の効果的な検討実施の参考データを得ることを目的として実施したもの。

 平成22年11月30日現在で、満10歳〜満17歳までの全国の青少年2,000人と同居している保護者2,000人を対象に、平成22年12月9日〜19日に調査員による個別面接聴取法で実施。ここでは青少年調査の結果についてみることにする。

 全ての青少年に対して、ゲーム機の所有状況を聞いたところ、「ニンテンドーDS(DS Lite/DSi/DSi LL含む)」(81.5%)、「Wii(ウィー)」(54.5%)、「PSP(プレイステーション・ポータブル)」(35.2%)、「PS3(プレイステーション3)」(12.3%)、「X box(エックス・ボックス)」(1.9%)で、なんらかのゲーム機を所有する青少年は約9割(90.4%)となっている。

 学校種別にみると、「ニンテンドーDS」および「Wii」は学校種が下がるほど所有している青少年が多い。一方、「PSP」、「PS3」、「X box」は学校種が上がるほど多く所有している。また、なんらかのゲーム機を持っている青少年は、高校生は8割台前半であるが、小学生と中学生はいずれも9割を上回っている。

 ゲーム機を持っていると回答した青少年(1,228人)に対して、ゲーム機等でのインターネット利用について聞いたところ、「ゲーム機だけでインターネットを利用している」(6.0%)と「ゲーム機およびパソコンやテレビなどでインターネットを利用している」(12.3%)を合わせた「ゲーム機で利用している」青少年は18.3%。また、「ゲーム機ではインターネットを利用していないが、パソコンやテレビなどでインターネットを利用している」は40.6%で、「ゲーム機で利用している」と合わせた「利用している」は59.0%である。

 また、ゲーム機を持っていない青少年も含めた総数でみると、青少年の「ゲーム機でのインターネット利用率」は1割台後半(16.6%)である。

 学校種別にみると、「ゲーム機で利用している」青少年は、小学生が1割台前半、中学生が約2割、高校生が1割台後半と、中学生がもっとも多くなっている。

 次に、ゲーム機でインターネットを利用していると回答した青少年(225人)に対して、利用し始めた時期を聞いたところ、「小学校」が52.0%、「中学校」が36.4%、「高等学校・高等専門学校」が9.3%となっている。

 ゲーム機を持っている青少年(1,228人)に聞いたフィルタリングの利用は、「使っている」が9.6%、「インターネットが使えない機種・設定になっている」が13.2%となっている。一方、「使っていない」が52.8%、「わからない」は24.4%となっている。なお、「使っている」と「インターネットが使えない機種・設定になっている」を合わせた「制限あり」は22.8%である。

 フィルタリング以外の、保護者がインターネットの利用を制限する機能の使用を聞いたところ、「使っている」が6.2%、「インターネットが使えない機種・設定になっている」が13.2%となっている。一方、「使っていない」が57.7%、「わからない」は23.0%となっている。なお、「使っている」と「インターネットが使えない機種・設定になっている」を合わせた「制限あり」は19.4%である。

 ゲーム機でインターネットを利用していると回答した青少年(225人)に、インターネットの平均的な利用時間を聞いたところ、「使っていない」が20.0%、「30分未満」が8.9%、「30分以上1時間未満」が17.3%、「1時間以上2時間未満」が23.6%、「2時間以上3時間未満」が16.0%、「3時間以上4時間未満」が4.4%、「4時間以上5時間未満」が2.2%、「5時間以上」が0.4%となっている。なお、ゲーム機で2時間以上インターネットを使っている青少年は23.1%で、平均時間は61.3分となっている。

 ゲーム機を持っていると回答した青少年(1,228人)に、家でゲーム機の使い方のルールがあるかを聞いたところ、なんらかのルールを決めている家庭(51.5%)と、「特にルールを決めていない」家庭(48.0%)がほぼ半々となっている。決められているルールの中では、「利用する時間」が37.0%でもっとも多く、次いで「利用する場所」が11.6%、「個人情報を漏らさないなど、守るべき利用マナー」が10.7%などとなっている。

 次に、ゲーム機でインターネットを利用していると回答した青少年(225人)に絞ってみると、なんらかのルールを決めている家庭(57.8%)が約6割、「特にルールを決めていない」家庭(42.2%)が約4割である。決められているルールの中では、「利用する時間を決めている」が39.1%でもっとも多く、次いで「個人情報を漏らさないなど、守るべき利用マナーを決めている」が15.6%となっている。

 ゲーム機を持っている青少年全体と比べると、なんらかのルールを決めている家庭(ゲーム機を所有51.5%、インターネットを利用57.8%)はいずれも5割台で、決められているルールの割合もほぼ同程度である。
《前田 有香》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)