旺文社、国語能力を高める“朝読”向けシリーズ刊行

 旺文社は7月21日、各学年の学習漢字を網羅し、朝の読書活動に適した「○年生で読みたい10分のお話」シリーズを発表した。8月2日に刊行する。

教育・受験 学習
一年生で読みたい10分のお話
  • 一年生で読みたい10分のお話
  • 二年生で読みたい10分のお話
  • 三年生で読みたい10分のお話
 旺文社は7月21日、各学年の学習漢字を網羅し、朝の読書活動に適した「○年生で読みたい10分のお話」シリーズを発表した。8月2日に刊行する。

 同シリーズは、小学校1年生、2年生、3年生向けの3冊が同時刊行され、それぞれの学年で習う漢字を網羅した物語や詩、説明文などで構成される短編集となっている。本編と別冊の二部構成となっており、本編には読み物を14〜18話掲載し、別冊には「お話に関する漢字クイズ」と「読書日記」を収録し、読書後の学習効果を高める工夫がされている。

 1年生向けには水泳の金メダリスト北島康介選手作「ぼくの小さかったころ」、2年生向けには、さかなクン作・絵の「おしえて!さかなクン」、3年生向けには水木悦子・作、水木しげる・絵の「父とじゅ業さんかん」など、著名人による作品をはじめ、エッセイや俳句、論語(3年生のみ)なども収録するバラエティに富んだ内容となっている。

 また、1年生80字、2年生160字、3年生200字の学習漢字を網羅し、別冊の漢字クイズは、それぞれ漢字検定の10級、9級、8級に対応した対策問題集としても使えるという。

 同書は、東京学芸大学の中村和弘准教授の監修によるもので、中村教授の小学校教諭としての経験である「読書がいつの間にか国語の勉強につながっている」ことに着目し制作されたという。発行元の旺文社では、現在、全国の小学校の4分の3以上で実施されている「朝の読書」活動に最適で、読み進むうちに自然と国語能力が高められる「魔法の本」だとしている。

◆シリーズ概要
「一年生で読みたい10分のお話」
「二年生で読みたい10分のお話」
「三年生で読みたい10分のお話」
体裁:A5判4色/1色
構成:本編、別冊の二部構成
刊行日:2011年8月2日
定価:各735円
対象:小学校1・2・3年生
《田崎 恭子》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top