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決まりを守る子は、ネット犯罪遭遇率が低い傾向

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ノートン オンライン ファミリー レポート
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 シマンテック・コーポレーションは11月22日、ノートン オンライン ファミリー レポート最新版の調査結果を公開した。

 同レポートは、2011年2月6日〜3月14日の期間、24カ国(オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、英国、アメリカ合衆国、ベルギー、デンマーク、オランダ、香港、メキシコ、南アフリカ、シンガポール、ポーランド、スイス、アラブ首長国連邦)の18歳以上の成人12,704名、8〜17歳の児童4,553名、1年生から高校2年生を担当する教員2,379名を含む合計19,636名にインタビューを実施。調査会社はストラテジーワン(StrategyOne)。

 レポートの概要によると、日本の子どもの24%が、オンラインで好ましくない経験をしたことがあると回答、10%は、知らない人から不適切な画像を受け取ったり、いじめられたり、ネット犯罪の被害者になった経験をしているという。また、ソーシャルネットワークを利用している日本の子ども達の37%が、オンラインで不愉快な状況に遭遇しているのに対し、ソーシャルネットワークを利用していない子ども達では、19%にとどまっている。

 日本の親の7割が、子どものインターネット利用のルールを設けているが、子ども達がオンラインで使える時間に関する家庭の決まりを定めているのは38%、安全なウェブサイトに関する家庭の決まりを定めているのは27%、そして、家庭のコンピュータにペアレンタルコントロールをかけているのはわずか13%にとどまっている。これは、世界平均より(各々51%、43%、32%)著しく低い率となっているという。決まりを定めている日本の家庭では、決まりを守る「良い子」の場合、オンラインで好ましくない経験をする割合が21%だが、決まりを破る子ども達では45%に上っている。

 自分のクレジットカードを子どものネットショッピングに使わせている親の23%が、子どもたちが浪費していると回答。また、親のネットショッピングアカウントを子どもに使わせている親の53%が、自分の子どもにアカウントを無断で使われたことがあるとしている。

 日本で子どもがネット犯罪の被害者になった場合、その親の78%も被害者になっており、これはオンラインを利用する日本人成人の平均である38%(ノートンネット犯罪レポート2011年)と比べると非常に高い数値となっている。

 シマンテック コンシューマ マーケティング部 執行役員 部長ロジャー ヨーダー氏は、「親と教師は、子ども達と自分達のオンラインにおける安全を守るために大きな役割を果たしている。今年のノートン オンライン ファミリー レポートは、更なる教育が本当に必要であることを示している。日本の親の47%が子どもとオンラインにおける安全について話をすると言っているが、一方で8人に一人(12%)は、子どものオンライン利用を秘密でチェックしており、3%は子ども達のソーシャルネットワークを影でチェックしている。それよりも、家庭や学校などの安全な場所で子ども達とオープンな対話を持ち、子ども達を安全にオンライン利用できるツールで守る方が、遥かに効果的である」と述べている。
《前田 有香》

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