【入試直前】冬の過ごし方3/3…親ができること

教育・受験 受験

浜田一志氏
  • 浜田一志氏
 受験生の保護者から受ける相談で一番多いのは、「どのように子どもと接すればよいか」というものです。これに対する答えは、今までの親子関係、子どもの精神状態などからさまざまなのですが、「私はあなたの味方」という安心感を与えることが基本だと考えてください。

 逆に、塾の生徒に親のどんなところにイラッときたかというアンケートを採った結果は「わかっているのに何度も言われる」「こんなのもできないのかと言われる」「無理するなと言いながら、努力が足りないと怒られる」「教えてくれるけど、せっかち」などでした。これらは、親自身が子どものころにも同じことでイラッときたはずです。だれもが、わが子よ頑張れという気持ちには変わりないと思います。応援するときのコツは、どっしり構えて、ゆっくり接するということを心がけてください。

 親にできることで次に大事なことは、環境を整えるということです。絶対に確認して欲しいことがあります。それは、勉強する場所の風通しをよくすることです。集中力を長持ちさせるためには酸素が一番の薬です。実際、塾で実験したところ、酸素の多い環境では英単語の記憶力が5%アップしました。疲れた後の勉強では酸素効果は倍増します。冬は空気がこもりがちですので風通しは要チェックです。

 最近はリビングで勉強すると能率が上がるということが話題になっています。これは事実です。この効果は子どもの年齢が低いほど顕著に表れます。安心感、注目される充実感、すぐ褒めてもらえる期待感など子どもが感じるとやる気がアップする要因が居間にはたくさんあるからです。

 これにさらにプラスして、ホワイトボードを用意することをお勧めします。大きさは60cm×90cm程度がベストです。社会、理科の暗記や数学の図を描くときにホワイトボードだと、すぐに消してやり直せるというお気楽感から筆が進みます。また、書いたあとに広い視野で眺めることで、風景を記憶するように一気に覚えやすいという効果もあります。ぜひお試しください。
 
 【浜田一志プロフィール】
 偏差値38から東大理IIに現役合格。野球部に入部し、4年次は主将として東京六大学野球リーグで活躍。1994年に東京都内に文武両道を目指す「部活をやっている子専門の学習塾」としてAi西武学院を開業。
《浜田 一志》

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