日本人高校生のプロジェクトが入選、インテル国際学生科学フェア

 インテルがメイン・スポンサーを務める2012年インテル国際学生科学フェア(Intel ISEF)が5月13日から18日まで米国ペンシルベニア州で行われ、日本代表チームが佳作に入選した。

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入選者、広島県立広島国泰寺高等学校のメンバー
  • 入選者、広島県立広島国泰寺高等学校のメンバー
  • 日本代表
  • 受賞者リストにメンバーの名前が書かれている
 インテルがメイン・スポンサーを務める2012年インテル国際学生科学フェア(Intel ISEF)が5月13日から18日まで米国ペンシルベニア州で行われ、日本代表チームが佳作に入選した。

 同フェアは、高校生を対象とした世界最大の科学コンクール。70か国の代表1,500人以上が参加し、1,200人もの審査員に対して研究内容を発表するという。審査員には、博士号取得者や研究歴の長い専門家がボランティアとして参加し受賞者を選考する。

 日本からは、朝日新聞主催の「ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ」と、読売新聞主催の「日本学生科学賞」を勝ち抜いた6プロジェクトに携わる高校生10名が参加し、米国で研究発表を行った。

 国際学生科学フェアで今回入選したのは、スーパーサイエンスハイスクールに指定されている広島県立広島国泰寺高校のプロジェクト「水面下からの水噴流による水流に関する研究」。研究メンバーは、同校2年生の上田和茂さん、志賀浩一さん、土井ひらくさんの3名で、米国物理学教員協会/物理学協会の佳作に入選した。

 同校のメンバーは、「佳作に入選し世界に認められてよかったと感じています。同時に世界は広いと感じ、勉強になりました」と入選の喜びを語った。
《湯浅大資》

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