熊本県、世界ランキング50位内の大学へ留学する学生に100万円

 熊本県の私学振興課は、世界大学ランキング50位内の海外大学に留学する学生に対して、100万円助成するプロジェクトを開始する予定。詳細は検討中だが、6月中には議会を通し、7月には正式発表するという。

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 熊本県の私学振興課は、世界大学ランキング50位以内の海外大学に留学する学生に対して、100万円助成するプロジェクトを開始する予定。詳細は検討中だが、6月中には議会を通し、7月には正式発表するという。

 対象となるのは、世界大学ランキング50位以内の海外大学に留学する熊本県内の高校生、または20歳くらいまでの浪人生。応募には、TOEFL iBT試験で90点以上などが必要で、助成金の支給は入学が決定してからになるという。

 数多くある世界大学ランキングの中で、どのランキングを使用するかによって該当する大学が大きく変わる。私学振興課の担当者によると、Quacquarelli Symonds(QS)、タイムズ・ハイアー・エデュケーション、上海交通大学の主要3種のランキングを現在検討しているという。

 また、具体的な助成金の受給者数も現在は設けておらず、若干名としている。応募開始は2013年入学の学生が対象となる予定で、欧米の主要大学の願書受け付けが始まる11月、12月に応募手続きを開始する計画だという。

 県が留学を推進し助成することで、より多くの高校生が留学を身近に感じるのではないだろうか。短期の語学留学だけでなく、進学先としての海外大学を検討する学生を支援する県が出てきたのは喜ばしいことだろう。
《湯浅大資》

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