子どもたちが創作した2つの実験、7/21宇宙へ打ち上げ

 YouTube、レノボ 、米Space Adventures社は7月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が7月21日に子どもたちが創作した2つの実験を載せて宇宙に向けて打ち上げると発表した。この2つの実験は、「YouTubeスペースラボ・コンテスト」で選ばれた最優秀作品だ。

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 YouTube、レノボ 、米Space Adventures社は7月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が7月21日に子どもたちが創作した2つの実験を載せて宇宙に向けて打ち上げると発表した。この2つの実験は、14~18歳を対象に、国際宇宙ステーションでやってみたい科学実験のアイディアを募集した世界コンテスト「YouTubeスペースラボ・コンテスト」で選ばれた最優秀作品だ。

 今回打ち上げるのは、宇宙ステーション補給機「こうのとり3号機(HTV3)」で種子島宇宙センターから国際宇宙ステーションに打ち上げる予定。国際宇宙ステーションに届けられた実験は、受賞した子どもたちの企画・指示どおりに米国の宇宙飛行士Sunita Williamsが実験を行い、今秋その模様が宇宙からのライブ中継としてYouTubeで世界中に配信される。

 「YouTubeスペースラボコンテスト」は、14-16歳と17-18歳の2つの年齢グループを設け、個人あるいはグループで創作した実験を説明したビデオをYouTubeのSpaceLabに投稿するコンテスト。投稿された動画は、15万人以上が閲覧・投票した。

 最優秀賞は、アメリカのドロシー・チェンとサラ・マが創作した「宇宙で育った超細菌は、地球における治療法になり得るか?」とエジプトのアム・モハメドが創作した「宇宙は蜘蛛に 新しい芸を教えるか?」の2つの実験。実験の解説や、実際に投稿された動画は、特設サイトで見ることができる。

《工藤めぐみ》

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