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国際化学オリンピック、金2名&銀2名受賞…実験試験でトップの快挙

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閉会式直後、メダルを手に。左から、澁谷さん、副島さん、山角さん、加藤さん。
  • 閉会式直後、メダルを手に。左から、澁谷さん、副島さん、山角さん、加藤さん。
  • 国際化学オリンピックの公式サイト
 アメリカのワシントンD.C.で開催された「第44回国際化学オリンピック」に4名の高校生が参加し、金メダル2名、銀メダル2名受賞した。数学、生物学、物理に次ぐ快挙だ。

 国際化学オリンピックは、1968年に東欧3か国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)が始めた高校生の学力試験から発展した、1 年に1度開催される「化学」の国際大会。参加資格があるのは高校生または高校と同等の学校に在学する20歳未満の生徒となる。日本は、2003年から参加を開始し、毎年4名の生徒を派遣している。

 大会は世界の高校生が一堂に会し、化学の実力を競うことと交流を深めることを目的としている。毎年7月に10日間の日程で開催され、生徒らはそれぞれ5時間の実験問題と理論問題に挑戦する。成績優秀者には金メダル(参加者の約1割)、銀メダル(同約2割)、銅メダル(同約3割)が授与される。

 44回目にあたる今回は、7月21日(土)~7月30日(月)に開催され、72か国から283名の生徒が参加した。受賞者は、金メダルが山角拓也さん(灘高校3年)と副島智大さん(立教池袋高校3年)の2名。銀メダルが加藤雄大さん(筑波大学附属駒場高校3年)と澁谷亮太さん(大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎3年)の2名。なお、山角さんは今大会の実験試験で1番の成績を収めた。また、副島さんは2011年に金メダルを獲得している。

 今回受賞者が決定した国際化学オリンピックは、国際科学オリンピックの一環で、科目別に異なる国で競われる。日本は、数学、化学、生物学、物理、情報、地学、地理の7科目に参加している。残る科目「情報」と「地学」「地理」の行方が気になるところだ。
《工藤めぐみ》

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