大学で求められているのはクリエイティビティ「2012 Adobe Education Forum」で総括

 アドビ システムズは、9月12日に高等教育関係者を対象としたイベント「2012 Adobe Education Forum」を開催した。同社が創業30周年を記念して開催したもので、高等教育関係者を中心に240名を超える受講者を迎えるなど、多くの教育関係者の関心を集めるイベントとなった。

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イベント会場の様子
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 アドビ システムズは、9月12日に高等教育関係者を対象としたイベント「2012 Adobe Education Forum」を開催した。同社が創業30周年を記念して開催したもので、高等教育関係者を中心に240名を超える受講者を迎えるなど、多くの教育関係者の関心を集めるイベントとなった。

 同イベントは「これからの社会を担う若者を増やすための教育とは何か」をテーマに開催された。デジタルソリューションを用いて目覚ましい結果を生み出している海外の大学での取り組みの発表や、近年の社会と産業の変化に伴い、変わる仕事の仕方、その変化に対応するための教育の在り方など、教育界とビジネス界のフロントランナーによる多彩な講演が行われた。

 同イベントを通して、「産業界が必要としているスキルはクリエイティビティであり、それを学べる環境とカリキュラムづくりこそが、いま大学に求められている」「アドビは、ワールドワイドのビジネスパーソンの仕事の仕方に沿ってアウトプットする体験をキャンパスのすべての学生にもたらし、産業界のニーズを先取りしたスキルを育むべく高等教育機関に働きかけている」と主張した。

 同社は「Photoshop」「Flash」「PDF」などの画像・動画編集ソフトやデジタルデータのオーサリングソフトを手がける。2012年3月には九州大学と筑波大学の学生有志による実行委員会と、アプリ開発ワークショップ「PBL Mashup 2012」を共催。また、高等教育機関向けコミュニティ「Adobe Education Vanguards」にて、教育関係者向けにさまざまな情報を配信している。
《黄金崎綾乃》

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