高卒認定「理科総合」で出題ミス…2名が追加合格

 文部科学省は、8月1日に実施した2012年度第1回高等学校卒業程度認定試験「理科総合」のうち、正答が2つある問題があることが判明したと9月20日発表した。新たに理科総合の合格となった方が14名おり、そのうち2名が高等学校卒業程度認定試験の合格となった。

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高卒認定試験「理科総合」の「試験問題」および「解答・配点表」の訂正について
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 文部科学省は、8月1日に実施した2012年度第1回高等学校卒業程度認定試験「理科総合」のうち、正答が2つある問題があることが判明したと9月20日発表した。新たに理科総合の合格となった方が14名おり、そのうち2名が高等学校卒業程度認定試験の合格となった。

 高等学校卒業程度認定試験は、さまざまな理由で、高校を卒業できなかった者などの学習成果を適切に評価し、高校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定する。いわゆる高認と呼ばれる試験で、かつでは大検(大学入学資格検定)と呼ばれていた。

 試験は2012年8月1日(水)と8月2日(木)の2日間にわたって実施した。8月1日に実施した「理科総合」の13ページ、大問6、問2、解答番号27の正答については、当初、選択肢2を正答としていたが、1についても正答とする。選択肢1を解答した者についても5点加点する。

 これにより、2012年8月27日の結果発送後、新たに理科総合の合格となった方が14名おり、そのうち2名が高等学校卒業程度認定試験の合格となった。受験者本人には、文科省から連絡を取っているという。
《工藤めぐみ》

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