【センター試験2013】東大家庭教師 吉永賢一氏に聞く“センター前日と当日”の使い方

 大学入試センター試験実施まで1か月となった。最後まで「あと1点」に執着し、志望校合格に1歩でも近づくために、受験生がセンター試験前日、および当日にやるべきことは何なのか?

教育・受験 受験
吉永賢一氏
  • 吉永賢一氏
  • 東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法(中経出版)
  • 東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法(中経出版)
 大学入試センター試験実施まで1か月となった。最後まで「あと1点」に執着し、志望校合格に1歩でも近づくために、受験生がセンター試験前日、および当日にやるべきことは何なのか? 「センター1か月前の“今”やるべきこと」に続き、東大をはじめとした難関大学や医学部受験生を1,000人以上指導し、東大家庭教師シリーズなどの著書をもつ吉永賢一氏に聞いた。

−−センター試験前日にやるべきことは何ですか?

 試験直前に復習すべき内容をまとめることと、それらの暗記・理解です。暗記する際には、単にインプットするだけでなく(単に読むだけでなく)、ノートやカード、書籍を「見ないで」言えるかどうか、書けるかどうかを確認してください。

 試験前日の夜には、センター当日の朝、覚え直す内容を覚えます。

−−試験当日には何をすればよいのでしょうか?

 試験当日の朝は、暗記事項を、再度暗記し直します。そして、どうしても覚えられないことを明確にします。どうしても覚えられないことは、その科目の直前の休み時間に覚え直します。これは、丸暗記でも何でもいいので、とにかく覚えてください。

 試験会場で、教材をしまう時間になったあとは、心の中で、その暗記事項を繰り返していてもいいと思います。

 そして、試験が始まったら、すぐに、問題冊子の余白に書き出します。

 重要なことは、問題文を読み始める前に書き出すことです。問題文を読んだりすると、記憶が混乱して、忘れてしまうことがあるからです。忘れる前に、書き出してしまえば、心も軽くなります。そして、書き出したあとは、もう忘れてもいいのです。

 もし、その事項が的中した場合は、その余白を参照すればよいのです。
《編集部》

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