京都府教育委員会、いじめ調査第三者委員会の設置に向けて有識者会議を開催

 京都府教育委員会は、いじめによる子どもの自殺など重大な問題が発生した場合に、当該市町教育委員会や学校の求めに応じて、その原因及び背景を専門的・中立的な立場から調査・助言できる第三者調査委員会の常設を検討している。

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 京都府教育委員会は、いじめによる子どもの自殺など重大な問題が発生した場合に、当該市町教育委員会や学校の求めに応じて、その原因及び背景を専門的・中立的な立場から調査・助言できる第三者調査委員会の常設を検討している。

 今回、第三者調査委員会の在り方などについて、専門的な見地から意見を述べてもらうため、弁護士、臨床心理士、精神科医等の外部有識者で構成する会議を発足。その初回となる会議を1月18日、ルビノ京都堀川で開催する。

 京都府内の学校において、いじめによる子どもの自殺など重大な問題が発生した場合の、外部専門家による原因や背景に関する調査の実施方法や、京都府が取り組むいじめ問題への対策について検討する。なお、会議はすべて公開で行われる。

◆平成24年度第1回いじめ対策検討のための有識者会議
日時:1月18日(金)13:30〜15:00
会場:ルビノ京都堀川「加茂」(京都市上京区)
委員:
置田文夫氏(府教委顧問弁護士)
定本ゆきこ氏(京都少年鑑別所法務技官・精神科医)
澤田淳氏(京あんしんこども館長)
菅佐和子氏(京都大学医学部人間健康学科教授)
原清治氏(佛教大学教育学部長・教授)
本間友巳氏(京都教育大学臨床心理実践センター教授)
《水野こずえ》

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