全国大会・世界大会を目指す、高校生「缶サット甲子園2013」の参加者募集

 高校生が自作の模擬人工衛星「缶サット」を打ち上げて、技術力や創造力を競う「缶サット甲子園2013」の参加者を募集している。地方大会を7月に行い、8月に全国大会、さらに優勝校はアメリカで行われる大会に参加できる。「理数が楽しくなる教育」実行委員会の主催。

教育・受験 学習
缶サット大会の流れ
  • 缶サット大会の流れ
  • 過去の大会の様子
  • 缶サット
  • 仲間たちと協力する参加者
  • 打ち上げる缶サット
 高校生が自作の模擬人工衛星「缶サット」を打ち上げて、技術力や創造力を競う「缶サット甲子園2013」の参加者を募集している。地方大会を7月に行い、8月に全国大会、さらに優勝校はアメリカで行われる大会に参加できる。「理数が楽しくなる教育」実行委員会の主催。

 缶サット甲子園は、2008年から開催され、今回で6回目。理工系の面白さを体感し、科学や工学の関心を高めてもらうことを目的に行われている。単なる実験だけではなく、高度なプロジェクトを達成するために、仲間と協力し、問題発見、解決能力、コミュニケーション能力などを育成する。

 缶サットは、打ち上げにモデルロケットやバルーンを使用。上空で放出し、パラシュートと共に落下させる。高度約400メートルまで飛び、センサーなどを搭載して上空でデータを取得し回収するまでが一連のプロセスになっている。これは宇宙開発の中で必要とされるもっとも基本的な技術の1つとされている。

 参加は、1校1チームのみで複数エントリーはできない。地方大会、全国大会にエントリーできるのは生徒3人と指導教員1人の計4人。申し込みは、所定の書類をホームページからダウンロードして記入し、主催者に送付する。

 地方大会は、北海道、秋田、関東、岐阜、和歌山、九州を予定しており、6月から7月に行われる。地方大会で選抜されたチームは8月に北海道で行われる全国大会へ。さらに優勝校は、9月にアメリカで開催される大学生の缶サット競技会にオブザーバーとして参加することができる。アメリカへの旅費や参加費などは大会実行委員会から支給、補助される。

◆缶サット甲子園2013
地方大会日時(学校の所在地に関わらず、いずれかの地方大会に1回出場できる。会場や時間は決まり次第、ホームページで発表していく)
北海道大会7月6日(土)予定
秋田大会7月上旬予定
関東大会7月14日(日)予定
岐阜大会7月13日(土)予定
和歌山大会7月15日(月)予定
九州大会6月下旬~7月上旬予定
全国大会日時:8月2日(金)~4日(日)
開催地:北海道赤平市
優勝校は9月にアメリカネバタ州で開催される大学生の缶サット競技会にオブザーバーとして参加できる。
申し込み:所定の用紙をホームページからダウンロードして、実行委員会に送付する。締め切りは6月10日の消印まで有効。
《田中志実》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top