レディー・ガガの新作アルバムに立命館大教授の「錯視アート」が採用

 立命館大学文学部の北岡明佳教授の作成した錯視のアート作品が、アメリカの人気ポップ歌手レディー・ガガの新作アルバムに採用された。11月6日に日本で先行発売され、全世界での発売が予定されており、世界中に作品が発信されることになった。

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立命館大学北岡明佳教授
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  • 北岡教授の「錯視大解析」 (カンゼン)
 立命館大学文学部の北岡明佳教授の作成した錯視のアート作品が、アメリカの人気ポップ歌手レディー・ガガの新作アルバムに採用された。11月6日に日本で先行発売され、全世界での発売が予定されており、世界中に作品が発信されることになった。

 今年9月、アルバムのアートワークを担当したジェフ・クーンズ氏やガガ氏側から作品の使用依頼があり、新作アルバム「アートポップ」の盤面やトレイ下部分での採用が決まった。

 採用されたのは、平成20年(2008年)に北岡教授が考え出した「ガンガゼ」という静止画。放射線状にウニのとげのように描かれ、目の錯覚の「錯視」の効果で浮き出て動いて見えるのが特長だ。

 北岡教授は、「錯視のデザインに注目してもらえて光栄。これを機に錯視の面白さが世界中の多くの人に伝わるとうれしい」と話している。

 北岡教授のホームページで錯視の作品を見ることができる。
《田中志実》

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