【高校野球】春のセンバツ2014 8日目結果と9日目のみどころ

 3月21日に開幕した第86回選抜高校野球大会、8日目となった29日は2回戦3試合が行われた。試合結果と大会9日目(30日)の見どころをまとめた。

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 3月21日に開幕した第86回選抜高校野球大会、8日目となった29日は2回戦3試合が行われた。試合結果と大会9日目(30日)の見どころをまとめた。

【第1試合】明徳義塾(高知)2-3関東第一(東京)
 1回戦を1人で投げ抜いた昨年8強の明徳義塾岸が関東第一戦も登板。岸相手に関東第一は2回表に先制、5番森山の三塁打に7番篠田が続き1点。その後3回に明徳義塾も1点を返し同点とされるが、4回表に四球、けん制悪送球、二塁打から1点を追加し再びリードを奪う。

 対する明徳義塾は5回の裏、1死満塁から4番西岡の適時打で1点を追加し同点、その後5番岸が押し出し四球で勝ち越した。四球を選んで勝ち越した明徳義塾の岸は、マウンドでも活躍。けん制悪送球があったものの、四死球を3に抑え、11奪三振。4回以降の関東第一の攻撃を0点に抑え、競り勝った。

 3月31日の準決勝で栃木の佐野日大高と対戦する予定だ。

【第2試合】桐生第一(群馬)1-1広島新庄(広島)
 甲子園初出場の広島新庄は2回、死球、盗塁、犠打から1点を先制。その後7回まで投手山岡が踏ん張るが、8回表に桐生第一が粘り強さを見せる。8番久保田のライト前安打の後、送りバント、2安打で同点にするとそのまま延長戦。15回を終えても追加点がなく同点の末再試合となった。

 再試合は30日、2回戦最後の試合として行われる予定。

【第3試合】龍谷大平安(京都)8-2八戸学院光星(青森)
 1回戦に2本塁打を含む17安打16得点と好調の龍谷大平安打線は、八戸学院光星戦でも活躍。1回裏の攻撃で、2死から四球と連打で一挙5得点。八戸学院光星も、2回表と3回表に1点返し5-2と反撃するが、5回裏、八戸学院光星の捕手交代後に龍谷大平安は追加点。7回、8回にも追加点を奪いゲームセット。龍谷大平安は13安打と2試合連続の二桁安打で6年ぶりのベスト8進出を決めた。

 大会9日目となる30日は、2回戦最後の1試合、桐生第一と広島新庄の再試合が行われる予定。両校のエースが1人で15回まで投げ抜いた前日の試合がどのように影響するか、注目される。
《湯浅大資》

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