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ネットに詳しいのは「親より子ども」4割…高校生では7割

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インターネットの利用について心配なこと
  • インターネットの利用について心配なこと
  • インターネット接続機器の使い方についての家庭のルールの有無
  • 保護者と青少年ではどちらがインターネットに詳しいか
  • 青少年のインターネット利用に必要な取組み
 内閣府は3月31日、平成25年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」報告書を公表した。インターネットの理解度について、「子どもの方が詳しい」と回答した保護者は40.5%で、学校種が上がるにつれ、保護者より子どもの方が詳しいと回答する傾向がみられた。

 同調査は、平成25年11月9日~12月8日に、満10歳から満17歳までの青少年3,000人と青少年の同居の保護者3,000人を対象に、調査員による個別面接方式で実施。青少年1,817人と保護者1,993人の回答を得た。比較データとして、平成22年度~24年度の結果も掲載している。なお、調査結果の速報は2月19日に公表された。

 青少年のインターネットの利用について心配なことを保護者に聞いたところ、もっとも多いのは「名前や住所を安易に書き込むこと」46.5%、「目を悪くするなど健康を害すること」46.1%、「インターネット利用時間が長時間」42.6%、「暴力内容等を含むサイトにアクセス」42.6%が続いた。学校種別にみると、小学生の保護者は中高生の保護者と比べ、「名前や住所を安易に書き込むこと」「暴力内容等を含むサイトにアクセス」「友だち関係が悪化すること」「親の見ていないところでネット利用」をより多くあげる傾向がみられた。

 青少年のインターネット接続機器の使い方について、家庭のルールを決めていると回答したのは、小学生が62.9%、小学生の保護者が68.2%、中学生が57.5%、中学生の保護者が69.6%、高校生が52.0%、高校生の保護者が63.7%。いずれの学校種でも保護者の回答が青少年の回答を上回っており、青少年の実態と保護者の認識との間にギャップがある。

 保護者と青少年ではどちらがインターネットに詳しいか保護者に聞いたところ、「自分の方が詳しい」と回答した保護者は、小学生で72.7%、中学生で40.6%、高校生で19.6%。学校種が上がるにつれ、保護者よりも青少年の方が詳しいと回答する傾向がみられた。

 青少年のインターネット利用に必要な取組みを保護者に聞いたところ、もっとも多いのは「有害サイトへの規制を強化する」72.5%、ついで「家庭における取組みを支援する」59.4%、「有害情報サイト責任者への規制強化」52.7%、「学校において情報モラル教育を充実」51.3%、「フィルタリングの使用を徹底させる」44.5%、「フィルタリングの性能を向上させる」39.1%となった。
《工藤めぐみ》

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