家庭でのインターネット利用時間、2年前より長時間利用が減少

 家庭でのインターネット利用時間は2012年より減少していることが、eラーニング戦略研究所が10月9日に発表した「小・中・高校生の家庭学習に関する調査」からわかった。一方で小学生の利用時間には、やや増加傾向がみられた。

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家庭でのパソコン(タブレット)・インターネット利用時間
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 家庭でのインターネット利用時間は2012年より減少していることが、eラーニング戦略研究所が10月9日に発表した「小・中・高校生の家庭学習に関する調査」からわかった。一方で小学生の利用時間には、やや増加傾向がみられた。

 調査は9月10日から11日の2日間、全国の小学生・中学生・高校生の保護者(母親)計100名を対象に、Webアンケート形式で実施。同様の調査を実施した2012年との比較も行われた。

 家庭におけるパソコン(タブレット)・インターネットの利用者は85%。利用時間は「週に1時間未満」がもっとも多く、「週に1~2時間」とあわせて全体の46.0%を占めた。一方で、2012年には36.0%を占めていた「週に5~10時間以上」の割合は大きく減少した。

 ただし、小学生の利用時間に関しては「利用していない」が23.5%ともっとも多いものの、2012年より「週に2~5時間」「それ以上」が増加。週に2時間以内の利用者が減少していることを考えると、利用時間はやや増加傾向にある。

 利用内容でもっとも多いのは「調べもの」82.4%、次いで「動画サイト視聴」51.8%、「ゲーム」40.0%と続いた。特にゲームは2012年と比べると減少が目立った。また、2012年では「その他」の項目に「通信教育」が含まれていたが、2014年では「ゼミの動画講座」「学習アプリ」などが追加され、全体で2012年の1.1%から5.9%に増加した。
《黄金崎綾乃》

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