研究指定校の成果を公開「関係指定事業研究協議会」2/3-6

 国立教育政策研究所教育課程研究センターは、研究指定校になっている幼稚園、小・中学校、高校などの研究成果を公開する「関係指定事業研究協議会」を来年2月3日-6日の4日間、文部科学省や航空会館で開催する。参加対象は学校関係者や教員など。

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関係指定事業研究協議会
  • 関係指定事業研究協議会
  • 協議会の内容
  • 指定校の研究特徴(一部)
  • 参加申込書
 国立教育政策研究所教育課程研究センターは、研究指定校になっている幼稚園、小・中学校、高校などの研究成果を公開する「関係指定事業研究協議会」を来年2月3日~6日の4日間、文部科学省や航空会館で開催する。参加対象は学校関係者や教員など。

 同センターは、学習指導要領に基づく教育課程がスムーズに行われるために、教育課程研究指定校事業を実施。指定校がそれぞれ研究主題に沿って、実践的な研究を進めている。今回、各学校における指導や評価の改善などに活用してもらうことを目的に研究成果などを発表、協議し、担当調査官から講評を得る。

 平成26年度研究指定校の1つ、佐賀県の伊万里市立大坪小学校では、「確かな学力を育む指導方法のあり方~算数科における思考力・表現力の伸長を核として~」を研究主題としている。特徴として、全国学力テストの結果から明らかになった課題の改善に向け、「基礎・基本の定着」「家庭学習の充実」をもとに確かな学力へつなげる指導方法の研究に取り組んでいる。

 兵庫県の東灘高校の研究主題は、「生徒の夢をかたちにするキャリア教育の推進」。夏期休業中に学校行事として2年生全員が大学訪問や就業体験、看護体験を実施。そのほか、HR活動を中心とした活動などで「自己肯定感」を高め、自ら進路を切りひらき、将来社会に貢献できる人間を育成することを目的に行っている。

 協議会は4日間開催され、参加希望者は各日の「小学校社会」「中学校数学」「中学校論理的思考」「高等学校国語」などの分科会ごとに申し込む。また、小学校、中学校、高校の総合的な学習、幼稚園の分科会は午前午後ともに行う。ホームページには、指定校の研究主題や特徴が紹介されている。

 申込みは、ホームページまたはFAXから申し込む。1次締切は11月28日、2次締切は1月8日。

◆教育課程研究センター「関係指定事業研究協議会」
日時:平成27年2月3日(火)~6日(金)10:00~16:30
会場:文部科学省(千代田区霞ヶ関3-2-2)、航空会館(港区新橋1-18-1)
対象:都道府県、市区町村教育委員会、教育センターなどの指導主事、幼稚園、小学校、中学校、高校、中等教育学校、特別支援学校の教員、教員養成系大学の関係者
申込方法:ホームページの申込みフォーム、または申込用紙をダウンロードしてFAXにて申し込む
締切り:第1次締切11月28日(金)、第2次締切1月8日(木)
《田中志実》

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