官民一体型学校、2015年度に佐賀県武雄市の2校で実施

 佐賀県武雄市教育委員会は11月7日、官民一体型学校の実施校を決定したと発表。2015年度より実施する学校として武雄市立武内小学校と武雄市立東川登小学校を指定し、2016年度の実施を予定している準備校として3校を決定した。

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佐賀県武雄市教育委員会、官民一体型学校の発表(公式Facebookより)
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 佐賀県武雄市教育委員会は11月7日、官民一体型学校の実施校を決定した。2015年度より実施する学校として武雄市立武内小学校と武雄市立東川登小学校を指定し、2016年度の実施を予定している準備校として3校を選定した。

 武雄市は、各学校区で学校、保護者、地域が一体となった協議会を設置し、新しい学校の創設に向けて協議を重ねてきたという。協議の結果を踏まえた創設希望申請が10月末に教育委員会に提出され、11月6日に実施校を決定した。

 7日の発表によると、2015年度より実施する官民一体型実施校として選ばれたのは武雄市立武内小学校と武雄市立東川登小学校の2校。2016年度実施となる準備校には、武雄市立朝日小学校、武雄市立橘小学校、武雄市立若木小学校の3校が選ばれた。

 選ばれた5校では、学校と地域とが一体となり、創設に向けての推進体制を進めていたことから、ある程度の準備はクリアされていると判断したと武雄市教育委員会は選考理由を説明。特に2015年度実施校の2校については、学校や地域住民の取り組みへの意識が高かったことが選定につながったようだ。

 今回発表された5校以外でも、官民一体型実施に向けた準備を進めている学校はあり、準備が整い次第追加指定していく予定だという。
《湯浅大資》

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