明大、法科大学院教授を懲戒免職…司法試験問題漏えい

 明治大学は9月11日、司法試験問題を漏えいしたとして、同大法科大学院青柳幸一教授を9月12日付で懲戒免職にすると発表した。制度の根幹を揺るがしかねない重大な事態であると重く受け止めたうえでの処分だとしている。

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法科大学院教授に関する懲戒処分について
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 明治大学は9月11日、司法試験問題を漏えいしたとして、同大法科大学院青柳幸一教授を9月12日付で懲戒免職にすると発表した。制度の根幹を揺るがしかねない重大な事態であると重く受け止めたうえでの処分だとしている。

 同教授は、司法試験で問題作成などを担当していた。元教え子の受験生に出題内容を教えたとされ、教授は考査委員を解任されている。

 明大は9月11日に開催された理事会で、著しく同大学の信用を傷つけ名誉を汚す行為があったとして、教職員就業規則に基づき同教授の懲戒免職を決定した。

 試験問題の漏えいについて重く受け止め、厳しい姿勢で臨んだという。同大学は、事態を真摯に受け止め、継続して調査および再発防止に尽くすとしている。
《勝田綾》

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