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東工大、2016年4月に教育改革実施…クォーター制の導入など

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東京工業大学「教育改革特設サイト」
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 東京工業大学は2016年4月に教育改革を実施する。学部と大学院が一体となって教育を行う「学院」を創設するほか、クォーター制の導入や達成度評価を実施し、卓越した専門性とリーダーシップを併せもつ人材育成をめざすという。

 今回の教育改革は、夢と希望を持って入学する学生が、科学・技術のおもしろさ、奥深さ、あるいは科学技術には社会を変える力があるのだということを感じ取って、将来めざすものを、自主的に学ぶ力を育てられるような教育を行うことが目的。

 教育研究組織の改革では、学部と大学院とが一体となって教育を行う「学院」を創設する。学院では、学士課程(学部相当)と修士課程、修士課程と博士後期課程の教育カリキュラムが継ぎ目なく学修できる。これにより、学生自らの興味・関心にもとづいて、俯瞰的かつ体系的に学ぶことを重視する教育ができるほか、学生の志望や適性の変化にも迅速に対応できる教育体制がつくられるという。

 また、1年間を4つの期に分ける「クォーター制」を導入する。これにより、短い期間で集中的に学ぶことで学修効果を高めることができるほか、通常の在学期間でも留学やインターンシップをしやすくなったり、海外からの留学生が入学しやすくなったりするという。

 何をどれだけ学んだかを評価する「達成度評価」を行い、学修ポートフォリオなどを用いて、履修の過程・結果を評価する。これにより、学力が身に着いたら次に進むという学生の意識変化が期待できるほか、意欲と能力があり、達成度(入試など)がクリアできればどんどん先へ進めていくことができるようになり、学士課程入学後最短6年で博士後期課程までを修了することもできる。

 ほかにも、レクチャーシアターやアクティブラーニングの導入や、オンライン学習環境の整備などを行い、将来、科学・技術の力で世界に貢献するため、学生が自ら進んで学び、鍛錬する「志」を育み、卓越した専門性に加えてリーダーシップを備えた理工系人材を養成するという。教育改革の骨子については、特設サイトで公開している。
《外岡紘代》

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