教育ICT用語

都立高改革の新実施案公開…医学部進学チームや小中高一貫校設置ほか

教育・受験 小学生

東京都教育委員会
  • 東京都教育委員会
  • 新配置計画や学科の改変、学校の指定がある高校一覧(小中高一貫校情報ほか一覧)
  • 「都立高校改革推進計画・新実施計画(案)」骨子について
  • 「都立高校改革推進計画・新実施計画(案)」おもな取り組み
 東京都教育委員会は11月25日、「都立高校改革推進計画・新実施計画(案)」を公表した。都立高校を取り巻く状況の変化を踏まえ、「都立高校改革推進計画」を一部改訂するとともに「新実施計画」を策定する。医学部などを進学希望する生徒による「チーム」の策定や、中高一貫教育校の充実、小中高一貫教育校の設置などに取り組む。

 骨子が公表された「都立高校改革推進計画・新実施計画(案)」は、東京都教育委員会が平成24年2月に「都立高校改革推進計画・第一次実施計画」に策定して以来取り組んできた「第一次実施計画」が平成27年度で計画期間終了となることを受け提出された案。

 11月26日に公表された骨子案では、教育内容に関する「次代を担う社会的に自立した人間の育成」や学校設置・課程改善などを目指す「生徒一人一人の能力を最大限に伸ばす学校づくりの推進」、教育緒条件を強化・充実させる「質の高い教育を支えるための環境整備」の3つの目標にあわせ取組み案が示されている。

 「次代を担う社会的に自立した人間の育成」目標では、タブレットPCの特長を生かし学力向上を目指すモデル校「ICTパイロット校」の指定や東京都の理数教育を牽引する「理数イノベーション校」の充実に取り組む。中高一貫教育校のいずれか1校では、6年間を見通した理数教育を推進するための「理数アカデミー(仮称)」を実施する。さらに、生徒の多様な進学ニーズに対応するため、進学指導重点校のうち1校において医学部など進学希望を同じくする生徒同士で作る「チーム」を結成する育成プログラムを実施することを明らかにした。育成プログラムの実施期間は3年間。

 「生徒一人一人の能力を最大限に伸ばす学校づくりの推進」目標では、国際高校の入学者選抜の応募倍率が高いことから帰国生徒や外国人生徒の受け入れを行う国際色豊かな「新国際高校(仮称)」の設置を検討している。設置場所は都心部。そのほか、国際化の流れに対応する中高一貫校教育の充実や小中高一貫教育校を設置し、早い時期から帰国児童・生徒や外国人児童・生徒とともに学ぶ環境を整える予定。小中高一貫教育校は、立川国際中等教育学校に附属小学校を設置し、平成34年度の開校を目指す。

 東京都教育委員会は現在、取りまとめられた「都立高校改革推進計画・新実施計画(案)」骨子について都民からの意見を募集している。募集期間は11月26日から12月25日まで。募集した意見を踏まえ、平成27年度中に「都立高校改革推進計画・新実施計画」を策定し、公表する予定。新実施計画の計画期間は、平成28年度から平成30年度まで。
《佐藤亜希》

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!メルマガ登録はこちらをクリック