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電子辞書「Brain」2016年春モデル発表…フレキシブルタッチキーと英語学習機能向上でUI追求

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 シャープは12月16日、電子辞書「Brain」シリーズから2016年春に新製品を発売することを発表した。前衛モデルのユーザー反響をもとに使いやすさの改良が行われ、英語学習者へのサポート機能が搭載されている。価格は3万4,000円(税別)から。

 発売される2016年春シャープ電子辞書新製品は、「中学生モデル」「高校生モデル」「大学生・ビジネスモデル」「生活・教養モデル」の4モデル展開。スマホやタブレットの普及で電子辞書市場は高校生需要を中心に推移していることから、学生向けモデルを中心とした機能強化がなされた。

 新製品では、5.5型高精細カラー液晶を採用し文字の大きさに左右されない見やすい画面を実現。画面の向きに合わせ表示内容や位置が変わる「フレキシブルタッチキー」も採用し、用途に合わせてスタイルを選べる「360度オープンスタイル」がより使いやすくなった。

 「360度オープンスタイル」は2世代前の前衛モデルから採用されており、ユーザーからも好評を得ていたというシャープこだわりの本体仕様。画面を360度可動できることで、タブレットのように辞書を利用する「タブレットスタイル」や机と水平に置ける「フルフラットスタイル」、従来の「キーボードスタイル」など、学習状況や利用に応じたスタイルを選べる。

 ハードの使い勝手を向上させたほか、機能面の見直しも行われた。前衛モデルの「高校生モデル」の場合、辞書機能を含む収録コンテンツ数は約150。豊富な機能が揃っていても、ユーザーからは「見つけづらい」という声があった。新モデルでは、こういった改善要望を受けユーザーインターフェイスを改善。「私たちは学生ではないので、実際に利用する高校生の声に耳を傾け、ひとりよがりの商品にならないよう、可能な限りいただいた意見を反映した(シャープ 末次氏)」。

 調べたい単語を入力すれば搭載辞書から一度に単語検索が行える「調べる」ボタンはそのままに、各モデルともメニュー画面の表示を6メニュー表示から11メニュー表示に変更した。高校生モデルの場合、追加された表示メニューにはよく使うコンテンツを8つまで登録できる「お気に入り」や、「暗記学習」「受験対策」などの新メニューが登場している。

 また、英語学習の必要性が高まっている昨今の学習事情を受け、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能はもちろん、「覚える」「試す」といった英語学習コンテンツも追加した。搭載されるコンテンツは、PC用の英語学習ソフトをBrain用にアレンジした4技能アプリ「ATR CALL」のほか、TOEIC・TOEFL対策問題集や英語学習参考書「Forest」、英単語暗記に利用できる「英単語ターゲット」など。

 新商品の発売日はそれぞれ、「高校生モデル」「大学生・ビジネスモデル」が2016年1月22日、「中学生モデル」「生活・教養モデル」が2月12日。価格はそれぞれ「高校生モデル」「大学生・ビジネスモデル」が3万8,000円(税別)、「中学生モデル」「生活・教養モデル」が3万4,000円(税別)。「高校生モデル」のみホワイト系、ブラック系、ピンク系、ブルー系、ネイビー系の5色展開。
《佐藤亜希》

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