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高校生の2人に1人は読書「0冊」…学校読書調査

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 半数以上の高校生が1か月間に1冊も本を読んでいないことが、第61回学校読書調査の結果からわかった。不読者の割合は、小学生4.8%、中学生13.4%、高校生51.9%。1か月間の平均読書冊数は、小学生11.2冊、中学生4.0冊、高校生1.5冊であった。

 学校読書調査は、全国学校図書館協議会と毎日新聞社が毎年共同で実施しているもの。第61回調査は2015年6月、全国の公立学校121校の小学4年生~高校3年生を対象に行い、12,196人から回答を得た。

 調査では、5月の1か月間に読んだ本が0冊の児童・生徒を「不読者」と呼んでいる。不読者の割合は、小学生4.8%(前年度比1.0ポイント増)、中学生13.4%(前年度比1.6ポイント減)、高校生51.9%(前年度比3.2ポイント増)だった。

 高校生の不読者が過半数を超えるのは3年ぶり。2013年度の45.0%と比較すると、6.9ポイントの増加となった。一方、中学生は3年連続で不読者の割合が減少した。

 5月の1か月間における平均読書冊数は、小学生11.2冊(前年度比0.2冊減)、中学生4.0冊(前年度比0.1冊増)、高校生1.5冊(前年度比0.1冊減)。全体的には、前年度から大きな変化は見られなかった。

 一方、全国学校図書館協議会の「2015年度学校図書館調査」によると、2015年の平均蔵書冊数は、小学校10,252冊(前年度比651冊増)、中学校11,929冊(前年度比55冊増)、高校25,347冊(前年度比177冊減)。

 児童・生徒1人あたりの蔵書冊数は、小学校26,2冊(前年度比1.8冊増)、中学校28.4冊(前年度比0.9冊減)、高校32.5冊(前年度比3.6冊減)であった。

 2014年度決算の平均図書購入費は、小学校54.5万円(前年度比1.8万円増)、中学校74.3万円(前年度比0.5万円増)、高校86.4万円(前年度比4.4万円増)と、いずれも増加した。

 学校司書の配置率は、前年度過去最高を記録した高校が84.6%と、前年度より4.9%減少。小学校は68.1%(前年度比5.4%増)、中学校は73.2%(前年度比4.0%増)と増加している。
《奥山直美》

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