【高校受験2016】都立高の志望予定調査…日比谷は男1.73倍・女1.60倍

 東京都教育委員会は1月7日、平成28(2016)年度都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果を発表した。志望倍率がもっとも高い学校は、国際高校・国際(一般)学科の2.17倍であった。

教育・受験 中学生
志望倍率の高い学校
  • 志望倍率の高い学校
  • 志願者数の内訳
  • 定員に満たない学校数
  • 定員の2倍以上の学校数
 東京都教育委員会は1月7日、平成28(2016)年度都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果を発表した。志望倍率がもっとも高い学校は、国際高校・国際(一般)学科の2.17倍であった。

 都立高校全日制等志望予定調査は、都内区市町村立中学校615校の卒業予定者78,115人を対象に、平成27年12月14日時点の調査結果をまとめたもの。都立高校への進学志望状況を調査し、進路指導の資料とすることを目的として、昭和51年度より実施している。

 平成27年3月の中学校卒業予定者数は78,115人。このうち全日制高校志望予定者数は72,566人で、全日制進学志望率は92.90%。都立全日制高校・高等専門学校の志望予定者数は55,223人で、都立高校志望率(都立高校志望予定者数/全日制高校志望予定者数-学校名未定者数)は76.64%。

 都立高校全日制の志望倍率は1.33倍。学科別にみると、もっとも高いのが「芸術科・舞台表現(単位制)」2.08倍、ついで「国際科・国際バカロレアコース」1.85倍、「芸術科・美術(単位制)」1.81倍、「国際科・一般生徒」1.66倍など。

 志望倍率の高い学校(普通科)は、男子が1位「青山高校」2.15倍、2位「江戸川高校」2.12倍、3位「調布南高校」2.03倍、4位「昭和高校」1.96倍、5位「上野高校」1.95倍。女子が1位「広尾高校」2.63倍、2位「青山高校」2.48倍、3位「小平高校」2.46倍、4位「目黒高校」2.30倍、5位「向丘高校」2.29倍。

 志望率の高い学校(専門学科)は、「国際高校・国際(一般)」2.17倍、2位「総合芸術高校・舞台表現」2.08倍、3位「瑞穂農芸高校・畜産科学」1.89倍、4位「工芸高校・アートクラフト」1.86倍、5位「園芸高校・食品」1.83倍となった。

 進学指導重点校では、日比谷が男子1.73倍、女子1.60倍。戸山が男子1.92倍、女子1.72倍。西が男子1.60倍、女子1.11倍。八王子東が男子1.28倍、女子が1.47倍。立川が男子1.43倍、女子が1.55倍。国立が男子1.73倍、女子が1.82倍だった。男子でもっとも倍率の高かった青山の倍率は、女子2.48倍だった。

 東京都教育委員会のホームページに掲載されている配布資料には、各学校の募集人員や志望予定者数、倍率が一覧表にまとめられている。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top