【センター試験2016】首都圏快晴、試験会場のようす…1日目の解答速報案内

 1月16日9時30分、全国56万3,768人を対象とした平成28年度の大学入試センター試験がついに始まった。千葉大学西千葉地区試験場では、1月16日と17日あわせて3,057人が受験する。午前9時40分時点で、会場内における目立った混乱は報告されていない。

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試験会場へ向かう受験生 駅前バスロータリーで友達と待ち合わせる姿も見られた
  • 試験会場へ向かう受験生 駅前バスロータリーで友達と待ち合わせる姿も見られた
  • 受験教室では試験官が受験上の注意を読み上げる コートや上着は、規則に従えば着用したまま受験しても良い
  • 千葉大学西千葉試験場 南門前 午前8時半のようす
  • 問題用紙が配られると、受験生は緊張の面持ちで受け取った
 1月16日9時30分、全国56万3,768人を対象とした平成28年度の大学入試センター試験がついに始まった。千葉大学西千葉地区試験場では、1月16日と17日あわせて3,057人が受験する予定だ。午前9時40分時点で、会場内における目立った混乱は報告されていない。

 千葉県千葉市中央区では16日午前2時ごろ一時小雨が降ったが、朝方には天気は回復し、快晴となった。千葉大学西千葉地区試験場の最寄駅である西千葉駅前のバスロータリーでは、受験生らが友人と待ち合わせて試験会場へ向かうようすが見られた。駅から会場まで目と鼻の先であるためか、保護者の見送りは多くない。受験生らは、みな思い思いに英単語帳を眺めたり、なごやかに談笑しながら門へ入っていった。なかには、高校OBが門前で後輩を待ち、「落ち着け」「頑張れよ」と声をかける姿もあった。

 千葉大学西千葉地区試験場における問題配布ミスや目立った混乱は、午前9時40分時点では報告されていない。今後、13時20分以降から順次、それぞれの科目の受験者数(確定)や受験状況が発表される予定。西千葉地区試験場の受験者3,057名含め、千葉大学全キャンパスでは4,537名の志願者数が公表されている。キャンパス内には多くのスタッフが待機し、受験生を円滑に誘導していた。

 センター試験は9時30分より地理歴史・公民の2科目受験がすでに開始されており、10時40分より1科目受験が開始される予定。この後、13時より国語、15時10分より外国語(筆記)が行われ、18時10分には1日目最後の外国語(英語リスニング)が終了予定。2日目は、理科1が9時30分に開始、数学1が11時20分、数学2が13時40分、理科2の2科目受験が15時30分から行われ、1科目受験は16時40分に開始される。すべての試験終了時刻は、17時40分。

 試験当日は、ベネッセ・駿台、代々木ゼミナール、東進、河合塾ら大手予備校が大手新聞社と連携し、解答速報や問題分析をWebサイトで公開する。1日目はまだ解答速報や解説を見ず、早く就寝し翌日に備えるようアドバイスする予備校サイトもあるが、自己採点の際に利用できるサービスも公開される予定。また、ニコニコ生放送では、2015年も人気を博した企画「センター試験解いてみた!」を午後8時30分から配信する予定。

 なお、午前10時時点の関東エリア電車運行状況にも大きな遅延、運休などのトラブルは見られない。午前8時時点の気象庁による天気予報では、16日は首都圏全域で晴れ、もしくは曇りの予報。
《佐藤亜希》

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