河合塾は1月21日、Kei-Netにて各大学の予想偏差値やセンター試験得点率のボーダーラインを一覧にした「入試難易予想ランキング表」最新版を公開。センター試験後初めての更新となり、センター試験得点率のボーダーでは東京大学（理科三類）が93％となっている。 入試難易予想ランキング表は、センター試験で必要な難易度を示す「ボーダー得点（率）」と、国公立大の個別学力検査（2次試験）や私立大の一般方式の難易度を示す「ボーダー偏差値」を、学部系統別・大学別にまとめたもの。表示しているボーダーラインは2015年1月時点の予想で、前年度入試の結果と今年度の「センター・リサーチ」「全統模試」の志望動向を参考に設定している。 国公立大学のセンター試験のボーダー得点（率）をみると、文・人文学系の前期日程では東京大学（文科三類）が88％、中期・後期日程では国際教養大学（国際教養-C日程）が93％だった。法・政治学系の前期日程では東京大学（文科一類）が88％、中期・後期日程では一橋大学（法-法律）93％。理学系では東京大学（理科一類、二類）が90％、中期・後期日程では東北大学（理-物理系、地球科学系）が91％だった。医・歯・薬・保健学系 の前期日程では東京大学（理科三類）が93％、中期・後期日程では東京医科歯科大学（医-医）が95％だった。 私立大学のボーダー偏差値をみていくと、社会・国際学系では早稲田大学（社会科学-社会科学／政治経済-国際政治経済）および関西学院大学（国際-国際全学1科目）が67.5。経済・経営・商学系では慶應義塾大学（経済-経済B方式）が70.0。理学系では慶應義塾大学（理工-学門1、3、5）や国際基督教大学（教養-アーツサイエA）、早稲田大学（教育-理-地球科学／先進理工-物理、化学・生命化学、生命医科学）が65.0となっている。 Kei-Netでは、このほか2016年度入試情報に日程や受験料・学費に関する情報などを掲載。また、2016年度大学入試センター試験特集として、大学別学力分布／難関大学の志望動向も公開している。
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