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【高校受験2016】東京都立高校入試<数学>講評…難度は標準レベル

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2016年度 東京都立高校 講評 数学
  • 2016年度 東京都立高校 講評 数学
 平成28年度東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が2月24日に実施された。全日制募集人員31,942人に対し最終応募人員は48,119人で、倍率は1.51倍だった。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<数学>講評(SAPIX中学部 提供)

 大問5題で構成され、大問1は小問集合、大問2は文章題、大問3は関数、大問4は平面図形、大問5は空間図形の出題でした。難度としては基本、標準レベルの問題が中心で特に難解なものは見あたりません。作図、証明、資料の整理の出題頻度も高いので、基本的な作図の手順、証明の方法、資料の整理の用語など演習経験が不足しがちな問題についてしっかりおさえておく必要があります。合格点を勝ち取るためには、小問集合の計算問題でのミスを極力おさえ、典型問題にはきちんと対応できるよう準備をしておくことが重要です。

1、小問集合
 例年通り基本的な問題で構成されていました。今年は確率に代わり再び資料の整理が出題されました。作図も含め、ミスなく処理しておきたいところです。

2、文章題
 例年通りの形式で、「生徒が作った問題」について考察を深めていくというものでした。「かけ算九九の表」の中の数字の並びについて考えていくもので、問2の証明も指示通りに進めていけばよいのですが、文字式の処理に苦労したかもしれません。

3、関数
 二次関数の出題でした。問1、2は基本事項の確認で、問3は座標平面上にできる三角形の面積に関する問題でした。効率よく計算できたかどうかがポイントとなったでしょう。

4、平面図形
 平行四辺形の中にできる三角形の相似に関する問題でした。問2は相似の証明の問題でしたが、戸惑う点はなかったでしょう。最後の面積比に関する問題も標準レベルの問題で、ぜひ正解したいところです。

5、空間図形
 正三角柱の辺上の点を結ぶ最短経路、点を結んでできる四角すいの体積に関する問題でした。他の大問に比べ若干難度は高めです。類題演習の経験によって得点差がついたと思われます。
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 このレポートは2016年2月25日に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。

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 なお、SAPIX中学部は新小学6年生、新中1~3年生と保護者を対象とした「高校入試分析会2016」を3月12日より順次実施する。東京、神奈川、埼玉、千葉、兵庫の5会場で実施され、各地域の公立高校や難関国私立高校について、数値を交えての具体的な体験談など、地域に合った説明を行う。分析会の参加申込みおよび会場別の実施日程は、SAPIX中学部のWebサイトを確認する必要がある。

協力:SAPIX中学部
《編集部》

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