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【中学受験の塾選び】栄光ゼミナールの特徴と費用、塾選びのポイント(2016年度版)

教育・受験 小学生

栄光ゼミナール
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 中学受験に向けた塾選びの参考に、大手人気塾6校(サピックス小学部・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚・栄光ゼミナール・浜学園)の特徴と費用を紹介する。今回は栄光ゼミナールについて見ていこう。また、栄光ゼミナールがどういうお子さんに向いているかといった塾選びのポイントを中学受験 個別指導のSS-1に聞いた。

◆塾の指導方針

 教える側の都合や教えやすさを優先した指導ではなく、生徒の立場に立った生徒が学びやすい塾を作りたい。栄光ゼミナールは設立以来実践し続けているこの理念を「自分のトップ校へ行こう」と「ひとりひとりの個性指導」の2つの言葉で表現している。

 「自分のトップ校へ行こう」とは知名度や偏差値だけをものさしにして志望校を選ぶのではなく、将来を見据え自分に適した、もっとも成長できる学校に行こうという意味。また、その志望校合格のために、栄光ゼミナールは生徒ひとりひとりに合った指導を心がけており、そのことを「ひとりひとりの個性指導」と呼んでいる。塾生ひとりひとりの学力、目標、課題などに合わせて、「少人数グループ指導」と「個別指導」を組み合わせて最適な学び方を提案している。

◆指導の特徴

 中学受験から大学受験まで幅の広い受験指導をしているため、単なる中学受験にとどまらない、先を見据えた学校選択や進路指導をしている。また、近年需要の高まっている公立中高一貫校の対策コースも設け、目的に応じた受験指導を実践している。

◆クラス分けと1クラスの人数

 入塾の際に無料の学力診断を受け、面談にてコースやクラス、学習プランの提案をする。また、年間10回程度、塾内テストを実施。複数のクラスが設置されている教室の場合、テストの結果によってクラスが変動することがある。変動に関しては、毎月のようにクラスが変わるということではなく、複数回のテストの結果を見て、教科バランス・宿題の進捗・志望校といった複数の要因をふまえた上で変動することを基本としている。1クラスの定員の目安を12名に設定し、きめ細やかな少人数制指導を体現している。

◆年間にかかる費用

 4年生は約500,000円、5年生は約700,000円、6年生は約750,000円(詳細は費用一覧参照)。ただし、教室により異なる。なお、費用には、テスト費用、システム教材費(家庭学習用動画、授業や家庭学習で使用するプリント等の費用)が含まれる。テキストなどの教材費は使用時に請求。

◆通塾の頻度と時間帯

・4年生:16時45分~19時10分/週2日
・5年生:16時45分~19時55分/週3日
・6年生:16時45分~19時55分/週3日
ただし、教室により異なる。

◆授業以外のフォロー

 年間を通じて学期に1~2度、保護者会と保護者面談を実施。保護者会では、入試傾向や教科担当の指導報告・出願までの流れのレクチャーなどを、保護者面談では、志望校や併願校の相談、家庭での学習のようすのすり合わせなどを具体化している。入試直前期には、面接練習や願書の下書きの朱入れなど、受験校に応じて協力し、二人三脚で当日を迎えられるよう努めている。

 日々の学習ではオンライン学習サポートのCATS@Homeを提供。iPad miniやパソコンを使って、授業内容の解説や学習の要点が動画で見られるので、授業の復習や欠席時の授業理解ができる。そのほか、計算・漢字チェックテスト(キソプリ)や、授業内容が理解できているかどうかのチェックテスト(カクプリ)が出力でき、「カクプリ」で不正解だった問題を登録することで、その問題の類題を集めた復習プリント「リタプリ」の出力もできる。塾内模試後には、その日のうちに重要問題の解説動画がアップされ、テストの復習もすぐにできる。

◆保護者の負担

 ほぼすべての教室が駅の近隣にあり、また教室数も多いため、通塾そのものの負担はさほどかからないという特長がある。5年生からは授業時間も長くなるため、途中の休憩時間に軽食をとる塾生が多い。

 プリント整理については、たとえば月に1度、保管するものと破棄するものの仕分けをするといったような協力があると円滑に学習を進めることができる。

◆塾選びのポイント(SS-1成城学園前教室室長 河合和幸先生)

 「自分のトップ校へ行こう。」というキャッチフレーズのもと、お子さんに合ったペースで受験勉強を進めることができる。校舎が多いため比較的家から近く、1クラスの人数も平均して12名程度と少ないので、安心してお子さんを通わせやすい。

 決して無理をせず、今できることを着実に積み上げていきたいお子さんには向いている。熾烈な競争下で実力を発揮できるようになるには、もう少しだけ時間が必要そうなお子さんにも、学ぶ楽しさを伝えてくれる。

 受験する学校がいわゆる難関校ではなくとも、ある程度の志望校対策は必要。入試直前期の過去問演習は、塾からの指示を待つのではなく、家庭主導で進める方が良いだろう。オプション講座が多い講習期間中は、お子さんに本当に必要な講座を見極める必要もある。
《工藤めぐみ》

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