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都教委が中3の評定状況を発表、もっとも5が多いのは英語

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 東京都教育委員会は、都内公立中学校第3学年(平成27年12月31日時点)の評定状況の調査結果を公表した。全教科の「5」の割合は平均12.0%。「5」がもっとも多かった教科は「外国語(英語)」で14.7%、「1」がもっとも多かった教科は「数学」の4.3%だった。

 調査の対象となったのは、中等教育学校を含めた都内公立中学校627校。学習指導要領の目標に準拠した評価の客観性・信頼性を確保するため、目標に準拠した評価が導入された平成14年度より調査を実施している。なお、東京都立高等学校入学者選抜で活用した評定は、今回調査した第3学年(平成27年12月31日時点)のもの。

 国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語(英語)の9教科全体の評定は、「5」12.0%、「4」25.3%、「3」47.6%、「2」12.1%、「1」3.0%だった。すべての教科で「5」と「4」の評定の割合の合計は36~39%。教科ごとに見ると、「5」の割合がもっとも高かったのは「外国語(英語)」14.7%、ついで「社会」13.4%、「数学」13.1%の順だった。「3」の割合は、すべての教科で42~53%。「保健体育」53.1%、「技術・家庭」50.5%、「美術」50.2%の順に高く、いずれも50%を超えていた。また、「1」の割合は、「数学」4.3%、「外国語(英語)」3.9%、「社会」3.4%の順に高かった。また、「外国語(英語)」では「2」と「1」の評定の合計が20%を超えていた。

 前年度の調査結果と比べると、「5」の割合は「音楽」「美術」「保健体育」「技術・家庭」「外国語(英語)」で0.1~0.2ポイントの微増。一方、「国語」「社会」「数学」「理科」では0.3~0.4ポイントの微減だった。

 特異な評定状況を示す教科のある学校として、全教科にわたり「1」の評定が付いていない学校は3校(前年度は0校)。「2」と「1」の評定がまったくない教科のある学校は1校(前年度は0校)だった。だが、区市教育委員会などからは、管下のすべての中学校において、学習指導要領の目標や内容にもとづき、適切な評定を行っているという報告を受けていることから、入学者選抜において成績一覧表および調査書に記載されている目標に準拠した評価は、全体としておおむね適正に実施され、客観性・信頼性は確保されていると判断した。

 東京都教育委員会では、今後も評価・評定の客観性・信頼性を確保するとともに、生徒の学習到達度を的確に評価していくための取り組みを行うという。
《外岡紘代》

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