東京都、オリンピック教育重点校に100校指定

 東京都教育委員会は4月14日、平成28年度のオリンピック・パラリンピック教育重点校として指定された100校を公表した。期間は平成28年4月1日から平成29年3月31日まで、ボランティアマインドの醸成などに取り組み、公立学校全体をけん引する役割を担う。

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 東京都教育委員会は4月14日、平成28年度のオリンピック・パラリンピック教育重点校として指定された100校を公表した。期間は平成28年4月1日から平成29年3月31日まで、ボランティアマインドの醸成などに取り組み、公立学校全体をけん引する役割を担う。

 オリンピック・パラリンピック教育重点校は、重点的に育成すべき資質を幼児・児童・生徒に身につけさせるため、先進的取組みや特色ある取組みを組織的に行い、他校へ普及・啓発することを目的に指定される。平成28年度の指定校は、小学校53校、中学校38校、高等学校5校、特別支援学校4校の計100校。各校は5つの取組みから1つを選択し、重点的に推進していく。

 「ボランティアマインドの醸成」には港区立港陽小学校や大田区立安方中学校、東京都立両国高校・附属中学校など35校が、「障害者理解の促進」には墨田区立小梅小学校や中央区立晴海中学校など35校が取り組む。そのほか、「スポーツ志向の普及・拡大」「日本人としての自覚と誇りの涵養(かんよう)」「豊かな国際感覚の醸成」に取り組む学校として、それぞれ10校が指定された。

 東京都教育委員会では平成28年1月、「東京都オリンピック・パラリンピック教育」実施方針を策定。4月から本格的にオリンピック教育を推進するとしており、小学校から高校に向けて学習補助教材の配布なども行っている。
《黄金崎綾乃》

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