日本旅客船協会は5月5日の「こどもの日」に、小学生以下の子どもたちを対象に国内のフェリーや遊覧船などの乗船運賃無料キャンペーンを実施する。2016年は、全国各地で66社80航路がキャンペーンに参加する。 小学生の乗船無料キャンペーンは、海洋国・日本の未来を背負う子どもたちに乗船体験の機会を提供し、海に親しみを持ってもらうことを目的に、日本旅客船協会が2013年より「こどもの日」と「海の日」に実施しているもの。実際の無料乗船キャンペーンは、趣旨に賛同した全国各地の航路にて実施。各社ごとに運賃無料のほかさまざまなイベントなどを開催する。 キャンペーンを行うのは、北海道・阿寒観光汽船の阿寒湖周遊や、東京都・東京水辺ラインの浅草・お台場クルーズ、神奈川県・ロイヤルウイングの横浜港周遊、山梨県・富士五湖汽船の河口湖周遊、兵庫・神戸ベイクルーズの神戸港遊覧など。全国80航路で展開する。 対象航路や無料運賃の適用方法、無料となる条件など、詳細はホームページにて公開している。事前予約の段階でキャンペーン利用を申し出る必要のある航路もあるため、事前に確認が必要。
