学校のアスベスト調査徹底を…文科省が再依頼

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 文部科学省は11月8日、各都道府県教育委員会施設主管課や私立学校担当課などに向け、学校施設等における石綿含有保温材等の使用状況調査の再確認依頼を行った。「問題なし」と報告された件についても再度見直しを行い、児童・生徒らの安全を考慮する考え。調査票の修正は12月26日まで。

 「学校施設等における石綿含有保温材等の使用状況調査(特定調査)について(依頼)」は、10月24日を期限として文教施設の整備や調査を行うよう文部科学省が各都道府県教育委員会施設主管課、私立学校担当課、各国公私立大学施設担当部課、各公私立高等専門学校施設担当部課、公立学校共済組合施設担当部課などに調査を依頼したもの。

 すでに調査票の受付は締め切っているが、依頼通知にも関わらず石綿含有の有無を調査しなかったために児童・生徒らの生活に影響が及んだ小中学校が確認された事態を受け、再度調査の再確認を行うよう11月8日に通知した。

 環境省によると、石綿(アスベスト)とは天然にできた鉱物繊維。熱や摩擦に強く、切れにくく酸やアルカリにも強いなど、丈夫で変化しにくい特性を持つ。ただし、その特性から吸い込んで肺の中に入り込むと組織に刺さり、15~40年の潜伏期間を経て、肺がん、悪性の腫瘍などの病気を引き起こす可能性があるという。学校現場では給食室の煙突や建物自体に利用されている場合があり、文部科学省は調査の徹底と、すでに提出済みの調査票の見直しを呼びかけている。
《佐藤亜希》

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