保護者68%、小学校でのプログラミング学習に賛成

 アスキー・メディアワークスとアスキー総合研究所が共同で行った「子どもライフスタイル調査2016秋」の調査結果が、11月6日に発表された。これによると、小学校でのプログラミング学習に賛成する保護者が68%にのぼることがわかった。

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 アスキー・メディアワークスとアスキー総合研究所が共同で行った「子どもライフスタイル調査2016秋」の調査結果が、11月6日に発表された。小学校でのプログラミング学習に賛成する保護者は、68%にのぼることがわかった。

 子どもライフスタイル調査はアスキー・メディアワークスと角川アスキー総合研究所が共同で実施したもの。雑誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に、雑誌添付ハガキによるアンケートを行った。回答者から女子小学生のみを抽出して集計し、保護者向けの設問に対する回答と合わせて発表した。集計サンプル数は292件。調査期間は8月1日~2016年9月20日。

 女子小学生の保護者に小学校でのプログラミング教育について尋ねたところ、68%が「プログラミング教育に賛成」と回答。賛成の理由としては、40%が「プログラミングの知識で世界が広がる」と回答。ついで「プログラミングを勉強する過程で論理的思考が身につくと思う」が34%となった。このことから、約7割の保護者から小学校でのプログラミング教育に前向きな姿勢がうかがえる。

 その一方で、「プログラミング教育に反対」とする声も29%あり、反対の理由としては、53%が「プログラミングより学習すべき教科があると思うから」と回答。また、「国語や算数などの基礎学習を充実させてほしいと思うから」が38%となった。

 小学校での英語教育については、91%の保護者が「賛成」。その理由として、54%の保護者が「早期に英語教育を始めた方が身につきやすいと思う」と回答し、ついで「英語に抵抗なく接することができると思う」が39%、「将来、英語は必須のスキルになると思う」が33%となった。
《鶴田雅美》

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