U-22プログラミング・コンテスト2017、入選16作品が決定

 U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は10月1日、22歳以下を対象とした「U-22プログラミング・コンテスト2017」の最終審査会で入選作品16作品を発表した。経済産業大臣賞 総合に立教新座高等学校のチームが選ばれた。

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「U-22プログラミング・コンテスト2017」最終審査会
  • 「U-22プログラミング・コンテスト2017」最終審査会
  • 「U-22プログラミング・コンテスト2017」最終審査会同日に行われた、小学生部門表彰式のようす
  • 経済産業大臣賞
  • 経済産業省商務情報政策局長賞
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  • CSAJ会長賞、Best Viewers賞
 U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は10月1日、22歳以下を対象とした「U-22プログラミング・コンテスト2017」の最終審査会で入選作品16作品を発表した。経済産業大臣賞 総合に立教新座高等学校のチーム「OMNISCIENCE」が輝いた。

 38回目となる今回は、歴代最多の応募件数だった2016年の252作品(参加者総数770名)を大幅に上回る334作品(参加者総数1,236名)の応募があった。8月25日~9月上旬の事前審査で40作品が選ばれ、10月1日に秋葉原コンベンションホールで行われた最終審査会にて、入選作品16作品が決定した。

 経済産業大臣賞 総合には、立教新座高等学校のチーム「OMNISCIENCE」による作品「Draw Near」が選ばれた。また、経済産業大臣賞 プロダクトは越谷総合技術高等学校 情報技術科 29期生のチーム「固有スキルせんたく板」による作品「Circuitor」、経済産業大臣賞 テクノロジーは小石川中等教育学校の小川広水さんによる作品「scopion」、経済産業大臣賞 アイデアは早稲田実業学校 中等部の菅野楓さんによる作品「narratica」が選ばれた。受賞者には、表彰状に加え副賞として奨学金10万円とトロフィーが贈られた。

 受賞作品4作品は、幕張メッセで開催する「CEATEC JAPAN2017」ホール3のイノベーショントークステージで10月3日午前11時30分より2作品、10月4日午前12時10分と10月6日午前12時25分より1作品ずつ、作者自らが来場者に向けてプレゼンテーションを行う予定。

 なお、今回の「U-22プログラミング・コンテスト2017」では小学生部門を新設し、56作品の応募作品の中から13作品がCSAJ賞として選出されている。最終審査会当日は小学生部門の表彰も同時開催した。U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は、「大きくなったらU-22に挑戦してほしいという願いから、(小学生)入選者の皆さまを最終審査会に招待し、作品を会場で見ていただくようにいたしました」とし、将来のエントリーに期待を寄せた。

 U-22プログラミング・コンテストは、経済産業省主催により、優れた才能を持ったイノベイティブなIT人材の発掘と育成、アイデアに富んだソフトウェア開発に取り組む人材の発掘を目的として、1980年より開催されてきた。2014年からはU-22プログラミング・コンテストの趣旨に賛同する企業で構成される「U-22プログラミング・コンテスト実行委員会」が主催している。
《工藤めぐみ》

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