学生の「ルーズリーフ」その使い方を再考

 「最近、ルーズリーフが流行っている気がするので、改めて、ルーズリーフの良いところをあげてみました。」文具・家具・雑貨のニュース情報サイト「inspi」の「ウェブマスター」によるコラムを紹介する。

教育・受験 その他
ページを分割できることもルーズリーフの大きな特徴。
  • ページを分割できることもルーズリーフの大きな特徴。
  • 左は方眼罫、右はドット罫。バインダー内で罫線を変えることが可能です。
  • インデックスで自由な分類。
  • スタディプランナーを差し込むことも。
  • ルーズリーフ参考書を差し込むことも。
  • ノートは見開き2ページのスペースで書きます。ルーズリーフはバインダーから外すと、1ページのスペースで書けます。
 最近、ルーズリーフが流行っている気がします。このサイトでも複数回取り上げていますが、「ルーズリーフ参考書」が大ヒットしています。コクヨのバインダー「キャンパスバインダー<スマートリング>も販売は好調なようすで、60枚までとじられるタイプが追加されました。学生だけでなく、大人キャンパスのシリーズにもスマートリングBizとルーズリーフBizが追加されました。発売されたばかりの「キャンパススタディプランナー」 という学習計画を管理するためのツールもルーズリーフで発売されました。

 そこで、今回の温故知新では、学習におけるルーズリーフの良いところを列挙していきたいと思います。

【1】全科目を1冊で管理することができる。



 全科目で持ち歩くリーフの枚数に合わせて、バインダーを選べば、1冊のバインダーで全科目を管理することが可能です。科目の数だけノートを持つ必要はなくなり、1冊のバインダーの持ち歩きで済みます。

 バインダー1冊が、ノート1冊よりも分厚くなったとしても、科目数分のノートの冊数を思えば、持ち運びは楽になると思います。

 さらには、全科目をまとめて持ち歩いていれば、「国語のノートを忘れた!」という状況になりにくいです。ただし、バインダーを忘れると、全教科忘れることになるので、注意が必要です。

【2】ページの追加、削除、順番入れ替えができる。



 ノートは書いた順にページが並んで、順番は変えられません。しかし、ルーズリーフは、順番が変えられます。学校を休んだ後、誰かにノートを写させてもらったページや、よくわからなかったところを後から自分でまとめたページも、授業の順番に並べ替えたり、内容に合ったところに差し込むことも可能です。

【3】インデックスページで分類できる。



 インデックスのリーフを使うと、狙ったページを開けやすくなります。一般的なインデックスの分類は、やはり「教科別」」だと思いますが、「予習/復習」や「学校授業/塾/自主勉強」など分け方は自由です。

自由にインデックスをつけることも


【4】書く時のスペースを小さくできる。



 ルーズリーフに書くときは、バインダーから外して書く人が多いと思います。そうすることでバインダーのとじ具が邪魔にならないのですが、さらに、バインダーから外すことで、ルーズリーフ1枚の面積で筆記できます。ノートだと見開きで2ページ分の面積をとることと比べると半分の面積で済みます。

ルーズリーフはバインダーから外すと、1ページのスペースで書けます。


【5】ページごとに罫線を使い分けられる。



 ノートは最初から最後まで同じ罫線であることが普通です。しかし、ルーズリーフは違う罫線のものを買いそろえると、同じバインダー、同じ科目の中で罫線を使い分けることが可能です。普段はドット罫だけど、表を書くときが多い授業の時は理系線、観察で絵を描く時は無地のリーフなど、書く内容に最適な罫線を選択することが可能です。

左は方眼罫、右はドット罫。バインダー内で罫線を変えることが可能です。


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【文房具 温故知新】ルーズリーフ再考 。ルーズリーフ最高?

《ウェブマスター》

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