【とっておきの私立中学校2024】文京学院大学女子中学校…軽やかに国境を越えるスキルを身に付ける

 「中高6年間一貫教育を考える会」発行の中学受験情報誌『とっておきの私立中学校』と連携し、注目の私立中学校を紹介する本企画。本記事では、文京学院大学女子中学校を紹介する。

教育・受験 小学生
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軽やかに国境を越えるスキルを身に付ける
  • 軽やかに国境を越えるスキルを身に付ける
  • 校長・清水直樹先生
  • 自然と英語に触れられる国際教育
  • 華道に触れるようす
  • 軽やかに国境を越えて描く、「私」だけのストーリー
  • JSEC2022(高校生・高専生科学技術チャレンジ) 5位入賞、選抜メンバーとして ISEF2023(国際学生科学技術フェア) 4等入賞、文部科学大臣賞受賞

 2024年度の中学受験を目指すご家庭は、そろそろ第一志望校・併願校を決定する時期だろう。

 リセマムでは昨年に引き続き「中高6年間一貫教育を考える会」と連携し、お勧めの私立中学校をピックアップ。同会が発行する『とっておきの私立中学校』の中から抜粋して、注目校の魅力をお伝えしていく。

 本記事でご紹介するのは、文京学院大学女子中学校。東京都文京区にある中高一貫の女子校だ。学校長・清水 直樹先生からのメッセージの他、カリキュラム、特色のあるプログラム等を紹介する。

2024年度「文京学院大学女子中学校」入試情報

教育方針

グローバル×探究~軽やかに国境を越えて描く、「私」だけのストーリー

 文京学院は、1924年に開学しました。前年に起きた関東大震災で多くの人が亡くなり、働き手である男性が亡くなった家庭は困窮を極めました。そんな中で路頭に迷う女性も多くいたのです。そんな悲惨な現状を目の当たりにし、女性も自分の力で生きていける力をつけるべきだと立ち上がったのが、わずか22歳だった創立者島田依史子です。依史子の意思を受け継ぎ、現在も毎週金曜日の朝は全校で運針に取り組んでいます。また、依史子は、海外教育視察も繰り返しました。常に「時代に先駆けた教育」を心がけ、国際社会でも活躍できる女性の育成を目指してきました。早くから英語教育に力を入れてきたのも、そんな依史子の強い願いがあったからです。

 驚異的な進歩を遂げる科学技術、ますます加速するグローバル化。この21世紀を生き抜いていくために中学・高校の6年間で何を学び、どのような力をつけるべきなのか、そのための指針が「BUNKYO100」という本校のビジョンです。その中のひとつに「世界標準の学力と人間力」の獲得があります。

 これまでの日本の教育に不足していた論理的思考力と英語での発信力を獲得すること、その実現のため、本校は、国際バカロレア認定校であるアオバジャパン・インターナショナルスクール(A-JIS)と教育提携を結び、本校キャンパス内にA-JIS文京キャンパスも開校しました。文京学院の日本型教育と、A-JISの多様性の融合、誰も経験したことのないオンリーワンの環境でぜひあなたの力を磨いていきましょう。

文京学院大学女子中学校 高等学校長 清水直樹先生

どういう学び方をするの?

 20年後もしなやかに、力強く人生を歩んでいてほしい、急速にグローバル化が進む社会で必要とされる人材であってほしい、そんな願いのもと、自然と英語に触れられる環境を整えてきました。たとえば、ネイティブ教員の学年担当制。文京学院のネイティブ教員は、日常の学校生活はもちろん、修学旅行の引率や体育祭でも大活躍です。生徒と一緒に積極的に楽しむネイティブ教員の周りにはいつも笑い声が広がります。

 また、ネイティブ教員の専門性を生かして、日本人教員とのコラボ授業も行われています。国際政治学を専門とするネイティブ教員が担当する世界史の授業では、Longman(米)のテキストを使用して、日本の教科書とは違う視点から世界の歴史を学びます。英語で聞いて、英語で考えて、英語で答える、最初は戸惑う生徒も「君はどう思うのか?」という質問に、繰り返し答える中で、少しずつ自信をつけていきます。

 放課後には「英語で学ぶ」をコンセプトとした国際塾を開講しています。国際塾では、Communication Skills、TED Presentationなど、多彩な講座を展開。自身のレベル、興味・関心に合わせて受講できます。海外語学研修はもちろん、理数キャリアクラスに在籍する生徒を中心としたタイの科学技術学校との科学交流では、1年かけて行ってきた研究成果を英語で発表します。

 高校2年次の海外修学旅行の他、中学・高校の発達段階に応じてオーストラリア、アメリカ、イギリスにおける語学研修も実施。NZ提携校やロータリークラブ、EILを通した1年間の留学プログラム、推薦入学協定校もあり海外大学進学の夢も応援します。

自然と英語に触れられる国際教育

学年担当制のネイティブ教員は、日常の学校生活も生徒と一緒に積極的に楽しむ
華道に親しむようす

進路、進学に対する考え方は?

中学時代は自学自習の習慣をつける、進学は個々の強みを生かす!

 研究活動や部活動が盛んな文京学院では、総合選抜型をはじめ、生徒個々の力がもっとも発揮できる入試方法で合格が勝ち取れるように指導していきます。大学選択では、在学中の学びを将来に繋げていけるかどうかも大きなポイントです。放課後の進学講座の実施や面談を通して応援していきます。

 中学時代は準備段階として、学び残しを作らないように補習も実施。また、成績上位者対象講座や中学生専用自習室も開講しています。

2023年度合格実績

◆国際教養コース:
早稲田大学、上智大学、学習院大学、立教大学、法政大学、津田塾大学ほか

◆理数キャリアコース:
(国)富山大学、星薬科大学、北里大学、順天堂大学、日本赤十字看護大学ほか

JSEC2022(高校生・高専生科学技術チャレンジ) 5位入賞、選抜メンバーとして ISEF2023(国際学生科学技術フェア) 4等入賞!文部科学大臣賞受賞!
軽やかに国境を越えるスキルを身に付ける

探究活動を通じて学ぶ科学教育

学校概要

所在地:東京都文京区本駒込6-18-3
アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」徒歩5分、JR山手線・都営三田線「巣鴨駅」徒歩5分
電話番号:03-3946-5301

『とっておきの私立中学校2024』Web版をみる

《編集部》

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