神奈川【高校受験2024】大学進学を見据え、公立上位校の人気は盤石…湘南ゼミナール

 神奈川県内のトップ校合格対策に定評がある学習塾・湘南ゼミナール。最新の神奈川県公立高校入試の動向や冬休みから入試までの学習のポイント、特色検査対策、保護者の心構えなどについて話を聞いた。

教育・受験 中学生
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湘南ゼミナール 教材開発部長 國吉正人氏(右)と、横浜翠嵐V・難関高受験事業部長 兼 特色検査責任者の北原剛輔氏(左)
  • 湘南ゼミナール 教材開発部長 國吉正人氏(右)と、横浜翠嵐V・難関高受験事業部長 兼 特色検査責任者の北原剛輔氏(左)
  • 湘南ゼミナール 教材開発部長 國吉正人氏
  • 神奈川県公立高校入試の仕組み(2024年度)
  • 湘南ゼミナール 横浜翠嵐V・難関高受験事業部長 兼 特色検査責任者 北原剛輔氏
  • 神奈川県公立高校 特色検査 自己表現検査実施校 2024年度(令和6年度)入学者選考基準
  • 湘南ゼミナール 教材開発部長 國吉正人氏
  • 湘南ゼミナール 横浜翠嵐V・難関高受験事業部長 兼 特色検査責任者 北原剛輔氏

 神奈川県内のトップ校合格対策に定評がある学習塾・湘南ゼミナール。教材開発部長 國吉正人氏と、横浜翠嵐V・難関高受験事業部長 兼 特色検査責任者の北原剛輔氏に、最新の神奈川県公立高校入試の動向や冬休みから入試までの学習のポイント、保護者の心構えなどについて話を聞いた。

 難関校・上位校合格を狙う小学生~中学2年生にも参考にしてほしい。

2024年度より面接試験が一律廃止に

--神奈川県の高校入試全体の傾向と特徴、2024年の変更点について教えてください。

國吉氏:神奈川県の公立高校入試(共通選抜)の全日制の課程では、定員の100%を募集します。今までは筆記試験プラス面接を全校に課していましたが、2024年度から面接がなくなります。面接は特色検査として残し、各校の判断で実施できるようになりました。私どもも塾としてこれまで全員に対し面接対策をやってきましたが、面接の一律廃止という形式の変更に伴い、学力検査(筆記試験)に注力できるようになりますので、受験スタイルにも大きな影響があると思われます。

 ここ10年間での大きな変化として神奈川県独自の「特色検査」の導入がありますが、学校側が内容について取捨選択できるという形式は変わりません。大半の学校は学力検査が中心ですが、実技や面接を実施する学校も一部存在します。基礎的な学力を求める高校において特色検査に面接を取り入れる傾向がありますが、各学校が望む生徒像を、特色検査を通じて選べるようになってきたといえるでしょう。

湘南ゼミナール 教材開発部長 國吉正人氏

 また、募集定員のうちの90%は一次選考で決まり、残りの10%は第二次選考で決まるという仕組みです。第一次選考では調査書の評定と学力検査の得点と、調査書の「観点別評価」の「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つが評価対象となっていますが、2024年度より選考方法が変わり、第二次選考においては学力検査の得点と調査書の「観点別評価」のうち中学3年次の「主体的に学習に取り組む態度」の評価を活用するようになります。評価のAは3点、Bは2点、Cは1点として9科目27点満点に点数化し、その点数を選考に用いる形になります。

--制度の変更はどのように影響してくるとお考えでしょうか。
國吉氏:少子化による受験生の減少に伴って2024年度は1,000人前後の定員減が予想され、その内訳については公立定員で900名、私立で50名を減らしていくという見込みです。定員減と聞くと、受験生やご家庭の不安が大きくなるという心理的な要因もあり、こういった大きな変化がある年度は「公立に行きたいけれど、内申次第では私立の推薦や専願で行こうかな」というご家庭が増える傾向があります。とはいえやはり神奈川県の公立人気は高いですから、公立上位校を中心に倍率は例年同様、厳しい競争下での受験になるのではないかと推測しています。

上位校は引き続き盤石の人気

--私立志望者が増える予想もある一方で、神奈川県では圧倒的に公立が強いのは変わらない、と。

國吉氏:神奈川で生まれ育った保護者にとっては、ご自身の世代から公立高校への進学者が大勢いたこともあり、やはり出てきやすい選択肢なのです。さらに横浜翠嵐の実績が知れ渡り、公立に対する保護者からの信頼が厚いこと。そして、トップ校を目指して特色検査対策に取り組むことで、大学共通テストで生かされるような力も鍛えられていくというメリットを、保護者の方がしっかりキャッチされて、お子さまに学校選びのアドバイスをされていると思います。

北原氏:弊塾の生徒さんもほぼ100%が公立志望です。私は「難関高受験コース」「横浜翠嵐Vコース」という2つのコースを見ていますが「難関高受験コース」のほとんどが第1志望は横浜翠嵐で、開成や学芸大附属といった近隣都県のトップの国私立は第2志望です。神奈川は公立向けの学習塾が非常に多いですが、公立に強い塾と私立に強い塾というように、志望に合わせて塾を選べるというのが特徴でもあります。

湘南ゼミナール 横浜翠嵐V・難関高受験事業部長 兼 特色検査責任者 北原剛輔氏

--公立の新設校や再編、人気校の動きについて教えてください。

國吉氏:一例ですが、厚木東と厚木商業が統合され、厚木王子高校として普通科と総合ビジネス科を併設し厚木東の敷地に新設されるなど、いくつかの学校で再編統合が進むことで人気や倍率がどうなっていくのか注目です。順次再編統合が予定されているのが麻生総合、横浜旭陵、永谷、深沢です。今後は募集停止となるので、後輩が入ってこないとなると、部活動の継続が難しくなってくるケースもあるでしょう。そのあたりも注意しながら学校選択をしていただけたらと思います。

 人気校に関しては、公立トップ校が志望者を集め続けています。なかでも東大の合格実績を出し続けている横浜翠嵐は、今や全国の中でもその伸張に注目度が上がっています。2020年に新しい校長先生に代わり、学校改革が進む多摩高校の人気も止まりません。多摩、横浜緑ケ丘、小田原の3校が学力向上進学重点校に追加になることが10月に発表になりました。やはり卒業後の大学進学を見据え、実績が高い高校に魅力を感じる保護者は多いと思われます。

特色検査の配点比率をどう受け止めるか

--入試選考基準の配点比率の変更の発表があった特色検査(自己表現検査)実施校の配点比率について解説をお願いします。

北原氏:共通問題・共通選択問題ともに出題内容についてはまだこれから発表されるのでわかりませんが、学校によって特色検査の比率が重くなった学校と軽くなった学校があります。たとえば、横浜翠嵐は、進学重点校のなかでも唯一配点比率が「3」とかなり重いのですが、湘南、柏陽、厚木などは例年と変わりません。比率が「1」の学校もあり、「1」の場合は特色検査の勉強に力を入れなくても大丈夫なのでは…と思われがちです。ですが「1」とはいえ、知識と思考力を求められる特色検査があるわけですから、配点比率に関係なく、しっかりと準備をしていくべきでしょう。

 難易度に関して言えば、私どもとしては、蓋を開けてみたら例年と大きく変わらないだろうと予想しています。というのも、過去の湘南ゼミナールの卒業生のデータに、新比率を当てはめて計算し直してみてもそれほど合否にブレが出ないんです。配点比率に応じて特色検査の手を抜いて良いとか、重点的にやる必要があるかということではなく、例年どおり着々と準備していこうというのが、我々のスタンスです。「やるべきことをしっかりとやってさえいれば大丈夫」という安心感をもって入試に向かっていけるよう、私ども湘南ゼミナールでは指導しています。

--特色検査について、具体的にはどのような対策が求められているのでしょうか。

北原氏:特色検査は大問1~7の7問で構成され、問1の英語長文と、問2の日本語長文は必須問題ですが、問3~7から2問については学校ごとの選択式になります。横浜翠嵐のように例年傾向が変わらない学校は、今年も同じ傾向とみて対策を打てば良いのですが、毎年のように問3~7のどの問題を選択するのか変えてくる学校、ここ3年で問題の傾向が変わっている学校は今年も変わる可能性があります。問1~7のすべてに対応できるように幅広い勉強をしてもらうという側面が必要になってきます。(北原氏による2023年度の特色検査講評はこちら

 5教科はもちろん、家庭科や美術、音楽やプログラミングなど、普段の学習内容が反映されやすいというのも特色検査の特徴です。ただ、特色検査の勉強をするための問題集というのは圧倒的に少なく、市販で手に入るのは過去問くらいしかありません。過去問以外にも特色検査の演習をしたいという場合には、湘南ゼミナールオリジナルの対策コンテンツなどを活用していただきたいですね。

私立では共学化した横浜高校の人気が激増

--私立高校の注目校・人気校とその理由について教えてください。

國吉氏:いちばんの注目は、高校入試における併願募集が停止となった横浜創英です。千代田区立麹町中学校での活躍が話題となった工藤勇一先生が校長に赴任されたことで学校改革が進み、中学受験の定員が増し高校での募集を停止しました。例年1,000名前後が受験していたので、横浜創英を志願していた多くの受験者層がどこに流れていくのかということも、2024年度以降の併願戦略において注目が集まります。

 女子に人気があった横浜創英が募集停止となる一方で、男子校から共学化した横浜高校の女子人気が上昇しています。駅近で通わせやすいという安心感、高校野球の強豪校といったプラスイメージ、スクールバッグが人気で、楽しく学校生活を送る印象を強めていることが大きいようです。

 以前から多くの受験生がいた桐蔭学園も人気が上がり約4,500名が出願しました。県内の私立高校は概ね堅調に受験生を確保できているため、入試の基準を少し上げるところが増えているように見受けられます。東京では共学化した自由ヶ丘学園と芝国際の人気が一気に上がりました。両校とも2024年度入試では入試制度を大きく変えていますので注意が必要です。

 同じく共学校化し人気が上がったのは品川翔英です。神奈川県からも通いやすく、校舎も新設し、学校改革を行うなど多様なコース展開が話題となり人気校となっています。

--大学附属校についてはいかがでしょうか。

國吉氏:大学附属校については、中央大学附属横浜法政大学第二法政大学国際は相変わらずの人気です。桐蔭学園、山手学院を併願していた成績上位の生徒さんたちが志望するようになり、東京都内の中央大学(高校)、中央大学附属、中央大学杉並の3校に引けを取らない進学実績となっています。

 東京の学校ですが神奈川県からも通いやすい明治大学付属中野八王子も人気が高く、2024年春から明治大学付属八王子と名称が変わります。明治の付属に関しては、以前は明治大学付属明治が学部選択の優先順位がずば抜けて高かったのですが、近年は明治大学付属八王子や明治大学付属中野も希望学部に向けて勉強を頑張る機運が高まり、明治大学付属明治にこだわる必要性というのがなくなったことが、明治大学付属八王子の人気の背景となっています。日東駒専の附属では、目黒日本大学の人気が上がっています。依然、大学附属を希望する生徒が一定数いるのは変わりません。

受験生の秋から本番までの過ごし方

--中学校の成績表を見るときのポイントを教えてください。
國吉氏:奮起の材料として頑張ってほしいという学校の先生のメッセージかもしれませんが、2学期制の中学校では、中3前期の方が中2後期より成績が下がり、3学期制の中学校では、中3の1学期の方が中2の3学期より成績が下がる傾向があります。成績が入試に関わる以上、気持ちも下がってしまいがちですが、大事なのはその後です。観点別の項目で、あとどのくらいで元に戻るのか、4、5の成績にどれぐらいの距離があるのかということを見て、そこに濃淡をつけながら対策していくことが重要です。12月の頭に出る成績表が入試に関わる一番大事なところなので、10月に成績が下がったというのはまったく影響しません。この時期、定期テストを控えている方も多いと思いますので、最終的な12月の評定に向けて頑張ってほしいと思います。

「どの観点別項目なら4、5に上げられるか分析し対策すること。12月の頭に出る成績表が一番大事」と語る國吉氏

--模試の結果はどのように活用したら良いでしょうか。

北原氏:模擬試験については、「点」で見るのではなく「複数回の推移」で見ることです。上がった、下がったと一喜一憂しがちですが、結局その力が安定しているかどうかが非常に大切なのです。私どもの指導では過去3回の平均値を見ながら、「上昇トレンドにいる」とか、「下がったけれど平均で見たら十分挑戦できる」といったアドバイスをします。

 さらに大事なのは模擬試験の結果を見ておしまいではなく、解き直す・復習することです。言うは易しで、自分が間違えた問題にもう一度向き合うというのは大変な作業だと思います。ただ、この時期になってくると、得点の伸びしろはそこにしかないと言っても過言ではありません。これができているお子さまは安定してこれからも伸びていきます。

 また、マークシート方式での選択問題なので、自信がなくても正解してしまう場合もあります。そうすると、模試の結果を見て、あたかも自分ができたかのような感覚になりますが、本番でもう一度同じ問題が出たらまた悩むと思うんです。解いているとき、あるいは振り返りをするときに、「どれぐらい自信があってその問題を解いていたのか」と「正解・不正解はどうか」という「自信」と「正誤」の二軸で見ることです。自信がないけど合っていた問題は必ず見直すこと。解き直しというと間違えた問題ばかりにフォーカスしがちですが、そこだけではないという意識も大事にしてください。

過去問を徹底活用した対策がカギ

--これから本番までの教科別アドバイスをお願いします。

英語

國吉氏:やはり長文読解が鍵を握ります。長文を読む練習や文法はもちろんですが、まずは単語の意味がわかっているということが非常に重要です。難しい単語には注釈も入りますが、ある程度単語を知っていると注釈を読まなくても済むなど、読むスピードにもつながります。

数学

國吉氏:ここ数年は非常に易しいものと難しいものとはっきり分かれており、この傾向は続くと思います。難しい問題ばかりに目が行きがちですが、その手前の基礎問題を落とすのが一番もったいないです。難しい問題で5点10点取っても簡単な問題で10点落としたら意味がなくなってしまうので、大問1・2をいかに取りきることができるかです。

国語

國吉氏:2023年度の国語はかなり易化し平均点がぐっと上がりましたが、油断は禁物です。最初に漢字や知識、古典、小説文、論説文が出てきて、最後は条件作文をまとめていく形式は変わりませんので、過去問を中心に傾向を掴んでおくことが重要です。文字数が多く読み込ませるもの、規定の字数でまとめていく問題もあるので、限られた試験時間の中での有効な時間配分についても練習を積み重ねてほしいと思います。

理科・社会

國吉氏:いずれも知識が定着していることが大事です。理科・社会が伸び悩んでいるお子さまは、まずは語句をしっかり記憶して、それがどういうふうに問われているか実戦を積んでいきましょう。昨今は問題が複雑化しており、問題文に示された条件や注目すべき部分、表などを組み合わせしながら解かせる問題が主流です。知識を固めたうえで、どの情報を引き出す必要があるのかという読み取り、情報集約の練習を過去問中心にやっていく必要があります。

特色検査

北原氏:先ほど申し上げた通り5教科の力が土台になるのは間違いないので、まずは5教科で得点できるようになるというのが大前提です。それに加えて技能4教科です。定期テストで問われるような基本的な事項がわかっていれば、十分に太刀打ちができるものなので、学校の勉強をおざなりにしないようにしてほしいです。

 特色検査の過去問題に取り組むときは、ふだん解いている英語、国語と同じだと思って解かないことが実は大事です。ふだんと同じように解こうとすると、60分の中で大問4つをこなすにはかなり厳しい内容です。必ずタイマーで計って、時間内にどれだけ自分が文章を読むことができたか、どこまで解くことができたかということを意識してください。時間内で解かない問題をどう決めるかというのも大事です。ひとつの大問の中に5~8の設問があり、1問5点前後の配点です。1問解かないと5点失うという恐怖心が先立つと思いますが、頑なにその1問にこだわると、時間が足りなくなってしまいます。特色検査は満点勝負の問題ではないので、自分が何問取って、総合的に何点取れれば合格ラインに乗るのかというところをわかっておくことが必要です。

「特色検査は時間内の使い方が大切」と語る北原氏

 また、教科にもよりますが、必ずしも後ろの問題が難しいとは限りません。始まったら3分かけて全体像を見て、この問題は全体を完全に読まなくても解ける問題だ、この問題は難しそうだというジャッジをすることが、60分を有意義に使う戦略としては有効になってくると思います。

親の「良かれ」を押し付けないことも大切

--受験生の保護者に向けて、心構えやサポートについてアドバイスをお願いします。

國吉氏:保護者の方はお子さまに対する期待があるだけに、ご自身の不満や不安を、うっかりとお子さま本人にぶつけてしまうこともあるでしょう。お子さま自身も、わかっているけど言われたくない瞬間もあります。反抗期やメンタルが不安定になるなど、多感な時期だけにいろいろありますが、まだまだお子さまは親を頼りにしています。食事のサポートやちょっとした声かけに救われることも多いので、受験まで残り約3か月、一緒にお子さまと受験を乗り越えるためのチームとして進んでいってほしいと思います。ご自身も、悩みや困ったことがあったら塾や学校の先生に相談するなど、周りの協力者を頼ることも大切です。

北原氏:保護者の方は「うちの子ってこういうタイプだから」といつまでも幼いころの印象を引きずりがちですが、12歳までの子供と13歳から16歳までの子供というのはもう別人格だと思ってください。改めて自分の子供はどういう人間で、どういうことを考えているのかということを、再度見つめ直していただけたらと思います。親の目に映るお子さまではなく、学校の先生や塾、習い事など、家庭というコミュニティ以外からの情報を得られると、親の目に映らない子供のアイデンティティというものが垣間見えてきます。その上で、厳しい声をかけるのか優しく見守るのか、子供に合った接し方を考えることが、直前期には必要になってくると思います。

--小学校高学年~中学1年生のうちから高校受験に向けて備えておくと良いことなど、2025年度以降に高校受験を控える生徒・保護者へのアドバイスをお願いします。

國吉氏:やはり読み書き計算といった基礎力があっての積み重ねが大事になります。算数であれば計算、小数・分数をきちんと理解しているかどうかで、マイナスの概念が入ってきたときの正負の数の理解度も違ってくるので、その土台となる基礎をしっかりつくっておくことですね。あとは漢字の学習です。漢字学習で押さえるべきポイントや覚え方がわかっていると、中学校になって複雑な用語が出てきても応用が利くと思います。

北原氏:日常の勉強全般に言えることですが、ケアレスミスをケアレスミスで済まさないことです。ミスというのは、単に集中力がないからという言葉で片付けられるものではなく、「注意深く物事に取り組む」ということをきちんと理解して実践できているかどうかで変わってくるんですね。声に出して音読をすることもひとつの手段ですが、短時間で読み飛ばさずに、言葉を正しく読んで認知するという力は本当に大事です。学力を伸ばすうえで、精読をして認知力を高めていくことを早いうちから心がけてほしいと思います。

--ありがとうございました。


 近年は難関の公立高校受験に備え、小学生のうちから入塾するご家庭も増えているという。小学生から高校生まで通える湘南ゼミナールは、冬期講習や無料体験授業の申込みを受付中だ。面倒見の良いサポート体制を備え、意欲を高める講師陣が全力で指導してくれる塾の環境は、子供にとってはもちろん保護者にとっても心強いだろう。

 神奈川県の2024年度の学力検査は2024年2月14日、面接および特色検査は2月14日、15日、16日、合格発表は2月28日に行われる。受験生は蓄えた力を出しきれるよう体調を整え、勝負の日を迎えてほしい。

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《吉野清美》

吉野清美

出版社、編集プロダクション勤務を経て、子育てとの両立を目指しフリーに。リセマムほかペット雑誌、不動産会報誌など幅広いジャンルで執筆中。受験や育児を通じて得る経験を記事に還元している。

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