NEXERと太宰府アカデミーは2024年3月13日、「医学部を目指したきっかけ」に関するアンケート結果を公表した。「親が医者だから」が31.1％ともっとも多い回答だった。
NEXERと太宰府アカデミーは共同で、全国の男女を対象に「医学部を目指したきっかけに関するアンケート」をインターネットで調査した。調査期間は、2024年3月5日から3月7日。有効回答数は980サンプル。
「あなた自身や家族・友人・知人などに、医学部に進んだ・もしくは目指していた人はいるか」については、「自分」が3.4%、「家族」が5.7%、「友人・知人」が22.0%と回答。「自分やその人が医学部を目指し始めた理由について」は、「親が医者だから」が31.1%ともっとも多く、ついで「学業の成績が良かったから」が29.2%、「たくさんの患者を救いたい」が26.9%、「医者という存在に憧れて」が26.2%とつづいた。
それぞれに具体的なエピソードを尋ねたところ、「親が医者だから」と回答した人では、「親が医者であり幼い頃からずっと勉強ばかりさせられていたらしい」「親が開業医なので、医者を目指すのが自然になっている友人が多くいた」「5代100年以上続く医者の家系だが、長男の自分が医学部に進学しなかったので、弟が代わりに医者になった」「中学・高校の同級生の親が医者だった同級生の多くが医学部に進学した」など。
「学業の成績が良かったから」と回答した人では、「なりたい職業がすべて成績が良くないとなれないもので、ひとまずたくさん勉強して、少しずつ焦点を絞り最終的に医者になった」「成績が良く周りの人が勧めた」などのエピソードが寄せられた。
「自分や周りの人が医学部を目指し始めたタイミングは何歳ごろなのか」については、「15～18歳未満」が41.3%ともっとも多く、「12～15歳未満」が27.2％、「9～12歳未満」が10.8％だった。半数近くの人が、中学～高校生のころに医学部を目指し始めることがわかった。
