【中学受験2026】山口県、岩国高と下関西高に併設型中学を設置

 山口県教育委員会は2024年3月15日、2026年度(令和8年度)に岩国高校と下関西高校に併設型中学校を設置し、進学に重点を置いた中高一貫教育を開始することを明らかにした。6年間で計画的に探究的・発展的・先進的な学習活動を実施するという。

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  • 併設型中学校と高校の接続方法

 山口県教育委員会は2024年3月15日、2026年度(令和8年度)に岩国高校と下関西高校に併設型中学校を設置し、進学に重点を置いた中高一貫教育を開始することを明らかにした。6年間で計画的に探究的・発展的・先進的な学習活動を実施するという。

 山口県では現在、周防大島地域、玖珂・周東地域、下関地域で中高一貫教育を行っている。今回、2026年度に岩国高校と下関西高校に併設型中学校を設置することを発表した。

 中高一貫教育では、中学校と高等学校の学びを効果的につなぎ、6年間で計画的に、探究的・発展的・先進的な学習活動を軸とした特色ある教育活動を展開する中で、大学での高度な学習につながる高い学力に加えて、急激に変化する社会の中でも未来を切り拓く次代のリーダーとして求められる力を育成することをコンセプトとしている。

 併設型中学校は、2校とも1学年2学級の規模で、高校と同じ校地内に設置される。2026年度(令和8年度)に開校するため、2028年度(令和10年度)に併設型中学校の3学年がそろい、2029年度(令和11年度)に初めて、生徒が併設型中学校から高校に入学することになる。

 併設型中学校と高校の接続方法については、併設型中学校は原則として、高校に設置している文理探究科に接続する(高校入学時の選抜なし)という。文理探究科は、そのほかの中学校からも受検できる。そのほかの中学校からの受検については、文理探究科と普通科を学科別に募集するとしている。

 教育活動については、6年間で計画的に探究的・発展的・先進的な学習活動を実施。一部の教科では、先取り学習を実施するとしている。また、中学校では給食を実施する予定。

《いろは》

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