大学受験塾・予備校のおすすめ人気ランキング比較2024年版!安くてクチコミ良いのはどこ?

大学受験で合格に近づけるために、学習塾や予備校に通うことを検討しているご家庭も多いでしょう。

学研教育総合研究所が2021年に公表した調査によると、高校生のうち約6割が卒業後の進路に「大学進学」を希望していることが分かりました。

(出典:高校生白書Web版2021年「高校生の日常生活・学習に関する調査」|学研教育総合研究所)

とくに高校1年生や2年生など、まだ受験まで1年以上期間のあるうちから大学進学を想定している高校生の割合が多いです。

とくに難関大学を志望するなら早いうちから対策しておきたい!と予備校に入ることを希望するご家庭もあるでしょう。

それぞれの志望校に合わせた対策ができるのは予備校ならではの魅力なので、これまで塾に通わせたことがない!というご家庭はぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • 大学受験対策に学習塾が必要な理由
  • 大学受験の学習塾選びで失敗しない選び方
  • 大学受験対策のおすすめ学習塾10選
  • 目的別におすすめしたい学習塾マップ
小山先生

大学受験対策に関するよくある質問もまとめているので、不安や悩みがある方は最後までチェックしてみてください!

目次

【難関校・私立校も対策】大学受験におすすめしたい学習塾・予備校10選

それでは、気になるおすすめの学習塾・予備校を紹介します。

それぞれ大学受験対策でおすすめしたいポイントや講座の特徴についてお伝えしていきます。

自分に合った学習塾を探すためにも、基本情報で紹介している受講スタイルや費用についてもチェックしておきましょう。

【調査の説明】
大学受験塾の調査は、リサーチ部門がある株式会社イードが運営するミツカル教育通信編集部により実施されています。
ミツカル教育通信は教育情報サイト”リセマム“のグループブランドとして、子供教育に特化したメディアです。
なお、ミツカル教育通信の運営会社である株式会社イードは東京証券取引所にてグロースしている上場企業(証券コード:6038)となります。
※2024年6月現在、調査項目の更新・確認済み


大学受験塾のランキング根拠はこちら

東京個別指導学院・関西個別指導学院│多様化する入試形式にもフレキシブルに対応した学習サポート

(株)東京個別指導学院の許諾を得て掲載

ランキング評価

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    5
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価24/25点

2023年度の大学受験指導実績
9,129名
※各生徒の志望校登録における第一志望校を指導実績として算出
※国内4・6年制大学、専門職大学、学士資格が取れる大学校のみ集計

ベネッセグループの個別指導塾として35年以上の指導実績がある東京個別指導学院・関西個別指導学院では、グループ内でシェアされた最新の受験情報や入試傾向をもとに志望校対策を指導してくれるのが特徴です。

通学校別に収集されたテスト傾向の分析も行うため、志望校の受験だけでなく評点対象の定期テスト対策にも対応。無料定期テスト対策補講も実施されています。

普段受講している科目以外での補講を受けることが可能です。(※授業形態は通常授業と異なり、受講回数にも制限があります。)

受験対策に取り組みながらバランス良く学校の定期テスト対策にも取り組み、無駄なく効率良く評定アップを目指せます。

公式サイトには授業料シミュレーションも用意されているので、具体的な授業料をとりあえず知りたい方は活用してみてください。

大学受験対策のおすすめポイント

  • 毎年、難関大合格者を多数輩出している
  • 学校の評定アップと両立して受験対策のカリキュラムに取り組める
  • 総合型選抜、推薦など多様化する入試形式にもすべて対応してカリキュラム策定

今年も夏期講習を実施!

現在、東京個別指導学院・関西個別指導学院では、夏期講習(7/14〜8/31)の申し込みを受付中です!

夏期講習は、入会金不要・1科目だけ受講OK・夏休みだけ受講OKとなっています。

受験において非常に重要な時期になる夏休みを頑張りたい方は、ぜひご検討ください!

基本情報

公式サイトhttps://www.kobetsu.co.jp
大学受験対策プラン例・大学受験対策プラン
・推薦・一般入試ダブル対策プラン
・総合型選抜・推薦対策プラン
・内部進学対策プラン
・定期テスト・評定対策プラン
・小論文・面接対策プラン
月額料金(税込)地域や学年、1人ひとりの学習状況に合わせて授業プランが異なる
(授業料・教材費+設備費3,300円(税込)~)
※東海、福岡地域は設備費2,200円(税込)~
>>授業料シミュレーションページ
サポートプラン例・大学受験対策
・推薦・一般入試ダブル対策
・年内入試対策(総合型選抜・推薦)
・内部進学対策
・通学校別学習フォロー
・苦手分野集中対策
・定期テスト・評定対策
・小論文・面接対策
・部活との両立
・学習内容基礎固め
・英語資格検定対策
・高校入学準備
・季節講習
無料体験授業案内ページhttps://www.kobetsu.co.jp/triallesson
授業形態1回あたり時間:東京個別指導学院 80分・関西個別指導学院 70分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:自由
振替:無料(当日授業前までの連絡で)
主なカリキュラム・1科目単位からの完全オーダーメイド
・一般型選抜
・総合型選抜・推薦型選抜(書類審査/~共通テスト)
・一般型選抜、総合型選抜・推薦型選抜 並行
提供コンテンツ・最新の高校入試情報&通学校別情報
・50種類以上のテキスト
受講スタイルタイプ:個別指導(1対1または1対2)
エリア:東京/神奈川/埼玉/千葉/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
講師担当制:
※教室状況によって、講師を相談させていただく場合あり
タイプ:学生/社会人
研修:3ヵ月の導入研修あり
サポート内容【生徒向け】
・一人ひとりに最適化した学習計画の提供
・自習スペースの提供
※座席数や有無、使用条件は教室や使用状況により異なる
・持ち込み教材OK
・定期テスト前の無料補講
【保護者向け】
・14日間クーリング・オフ対象
・お友だち紹介特典
・きょうだい紹介特典
・定期的な保護者面談
・入退室メール配信サービス
指導実績指導実績 2023年度 約9,100名
※志望校登録における第1志望校を指導実績として算出
学士資格のとれる大学のみ集計
(2023年4月2日時点)
無料体験あり
運営会社株式会社東京個別指導学院

東進ハイスクールは全国No.1の東大現役合格実績を誇る大手予備校スクール

出典:東進ハイスクール公式サイト

ランキング評価

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価23/25点

大学受験のノウハウを集約した大手予備校の東進ハイスクールは全国各地に教室があり、通いやすさも抜群の学習塾です。

東大への現役合格実績は全国No.1を誇る845名で、過去5年に渡って800人以上の実績を残しています。

各エリアに教室があるため、エリア別の志望校に沿った学習プランを策定することはもちろんのこと、志望校で出題される過去問や入試予想問題を取り扱う特別講義も展開されています。

難関校や医学部にチャレンジしたい高校生は、指導実績に長けて情報力のある東進ハイスクールで自分の弱点にピンポイントに対応できるカリキュラムに取り組んでみましょう。

大学受験対策のおすすめポイント

  • 週単位の学習計画を5~6人のチームで共有して励まし合うチームミーティングを実施
  • 全国の受講生と個人向上得点を競い合う向上得点マラソンでやる気を引き出す
  • 志望校別科目別の特別講義で出題形式に準じた実践力を養成する

基本情報

公式サイトhttps://www.toshin.com
大学受験対策講座名・過去問演習講座
・志望校別単元ジャンル演習講座
・第一志望校対策演習講座
・個人別定石問題演習講座など
月額料金(税込)学習プランによって異なる
オプション(税込)学習プランによって異なる
プラン、コース・過去問演習講座
・志望校別単元ジャンル演習講座
・第一志望校対策演習講座
・個人別定石問題演習講座
・高速マスター基礎力養成講座
・東大特進コース
・季節講習
・未来発見講座
・トップリーダーと学ぶワークショップ
・東進グローバルイングリッシュキャンプ
・大学学部研究会
・サイエンスセミナー
・特別公開授業など
授業形態1回あたり時間:60分~90分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:自由/固定
振替:不明
主なカリキュラム・映像授業
・オンライン確認テスト
提供コンテンツ・東進模試
・IT授業
受講スタイルタイプ:映像授業/集団塾
エリア:全国
オンライン:
講師担当制:
タイプ:社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・共通テスト合否判定システム
・東進学力POS(学習管理システム)
・未来発見サイトの提供
・海外大学留学支援制度
・AIによる志望校対策サポート
・マンツーマンのコーチングタイム
・チームミティング
【保護者向け】
・親のための大学受験サイト
・東進学力POS(学習管理システム)
合格実績2023年
旧帝大 4,703名(うち東大845名)
国立医・医 1,065名(うち東大41名)
早慶 5,741名
私立医・医 727名など
無料体験あり
運営会社株式会社ナガセ

トライのオンライン個別指導塾は単元の理解度をAIが診断し定期テスト・受験対策に活用

出典:トライのオンライン個別指導塾

ランキング評価

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価22/25点

トライグループが手がけるオンライン専門の個別指導塾「トライのオンライン個別指導塾」では、多様化する現代の大学入試スタイルに合わせたコースを複数展開し、すべての大学進学希望生に寄り添った受験対策カリキュラムを展開しています。

完全マンツーマンで専任教師と教育プランナーによる学習フォローを受けられるだけではありません。

オンラインの利点を活かしてニガテ分野を効率良く克服できるよう、AIが単元ごとの理解度を診断し、最適な学習カリキュラムを立てる機能も提供しています。

映像授業や無料の演習問題も活用しながら、時には全国に700ある教室で対面の指導も受けて、自由度の高い学習環境で受験対策に取り組んでみましょう。

2023年度 大学入試の合格実績
17,276名
※家庭教師のトライ・個別教室のトライ・トライプラス・トライ式高等学院の利用者の合計。
※模試受講生・映像授業利用者を除く。

大学受験対策のおすすめポイント

  • 総合型入試対策コースで志望理由書の添削から小論文、面接対策まで幅広く対応
  • 内部進学志望でも校内選抜や面接練習などの直前対策を徹底フォロー
  • 医学部・歯薬獣学部も個別に戦略的な対策を立てて指導

基本情報

公式サイトhttps://www.try-online.jp/kobetsu
大学受験対策講座名・大学入試対策コース
・内部進学・推薦対策コース
・総合入試対策コース
・難関大学入試対策コース
・歯薬獣対策コース
・医学部対策コース
月額料金(税込)19,360円~
オプション(税込)入会金:11,000円
オンラインLIVE集団塾:+5,500円
(ライブ授業配信・動画配信)
プラン、コース・定期テスト対策コース
・大学入試対策コース
・内部進学・推薦対策コース
・総合入試対策コース
・難関大学入試対策コース
・歯薬獣対策コース
・医学部対策コース
・海外サポートコース
・不登校サポートコース
・トライ式英検対策
・季節講習
授業形態1回あたり時間:自由
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:自由
振替:前営業日まで
主なカリキュラム1人ひとりに合わせてオーダーメイド
・入試対策(面接/小論文OK)
・定期テスト対策
提供コンテンツ・AI学習機能
・30,000問以上の演習教材
・6,000本の映像授業
受講スタイルタイプ:個別指導
エリア:全国
オンライン:
講師担当制:
タイプ:社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・教育プランナーによる定期面談
・トライ式AI学習診断
・無料オンライン学習法セミナー
・持ち込みOK
・オンライン自習スペース

【保護者向け】
・8日間のクーリング・オフ
・最新の教育情報
・地域の受験情報を配信
・定期的な三者面談
合格実績不明
無料体験あり
運営会社株式会社トライグループ

4位:Z会進学教室は小規模の教室でも東大合格118名の実績があるZ会の学習塾

出典:Z会進学教室

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価21/25点

通信教育事業大手のZ会が手がける学習塾「Z会進学教室」では、生徒の希望に合わせてクラス授業と個別指導、オンライン指導の3パターンから受講スタイルを選べます。

クラス授業の本科講座はレベル別にコースを分けているので、同じレベルの目標をもつ仲間たちと切磋琢磨しながら、分からないことを気軽に講師に相談できる環境です。

また、東大志望者向けの個別指導として「Z会東大個別指導教室プレアデス」を展開し、最難関レベルの入試対策カリキュラム開発と学習計画サポートを行っています。

教室展開は数が限られていますが、近くに教室がなくても全国からオンラインで参加することが可能なので、最高位難易度の入試レベルに学力を伸ばしたい生徒にもおすすめです。

大学受験対策のおすすめポイント

  • 東大志望者向け講座の個別指導を担当する講師は、全員東大生・医学部生
  • 希望にあわせて個別指導とクラス授業から受講形式を選べる
  • AIを活用した学習システムや映像授業の展開など、オンラインだけでも学びやすい環境

基本情報

公式サイトhttps://www.zkai.co.jp/juku/lp-high
大学受験対策講座名・本科講座
・東大志望者向け講座
月額料金(税込)学習プランにより異なる
オプション(税込)入学金:17,000円
プラン、コース・本科講座 ※クラス授業(Vコース/Kコース)
・個別指導コース
・AI基礎完成コース ※個別
・映像授業コース ※個別
・東大志望者向け講座
・季節講習
授業形態1回あたり時間:映像授業30分~50分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:固定/自由
振替:座席に空きあれば可
主なカリキュラム・基礎力養成
・中学受験対策
・定期テスト対策
・月例テスト
・確認テスト
・実力テスト
・学力診断テスト
提供コンテンツ・オリジナルテキスト
・AI学習教材(一部コースのみ)
・映像授業(一部コースのみ)
受講スタイルタイプ:集団/個別指導
エリア:東京/神奈川/埼玉/大阪/兵庫/京都/奈良/静岡/宮城
オンライン:
講師担当制:タイプ:学生(個別指導のみ)/社会人研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・自習室の提供
・講師スペースの提供
・最適自主学習ツールの提供
・持ち込みOK
・定期的なイベントや模試の開催
【保護者向け】
・入退館お知らせメール「キッズセキュリティ」
合格実績2023年度
東京大学118名 京都大学97名
一橋大学31名 大阪大学51名など
無料体験あり
運営会社Z会グループ

5位:TOMAS│受験形式に合わせた対策コースや医学部など難易度の高い入試にも個別に対応

出典:TOMAS

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価20/25点

関東圏に教室を展開する学習塾のTOMASでは、1人ひとりの希望する志望校だけでなく、併願校も視野にいれてカリキュラムを作成します。

あくまでも第一志望合格を目標としながらも、最悪のシナリオとならないよう合格から逆算したカリキュラムで講師との1対1の個別指導を受けられます。

定期的に入試ガイダンスを開催しているので積極的に最新の入試情報を知ることもできますし、医学部を志望する場合は特別に置いたコースで徹底的に対策することも可能です。

講師の授業は毎回担任社員が進捗や生徒の理解度をチェックし、都度カリキュラムの進め方を担任と講師で話し合って修正してくれます。

大学受験対策のおすすめポイント

  • 併願校も含めたオリジナルの志望校合格逆算カリキュラムで無駄のない対策ができる
  • 80分の発問型個別指導で思考力や記述力をしっかりと養える環境
  • 一般受験対策と総合型選抜・学校推薦型選抜対策を同時に進められる

基本情報

大学受験対策講座名・大学受験対策コース
・医学部対策コース
月額料金(税込)学習プランにより異なる
オプション(税込)学習プランにより異なる
プラン、コース・大学受験対策コース
・医学部対策コース
・季節講習
授業形態1回あたり時間:80分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:自由
振替:
主なカリキュラムオーダーメイドカリキュラムを作成
提供コンテンツ・オリジナル教材
受講スタイルタイプ:個別指導
エリア:東京/神奈川/埼玉/千葉
オンライン:
講師担当制:
タイプ:学生/社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・自習室の提供
・入試ガイダンスの開催
・持ち込み教材OK
・担任社員による定期的な生徒面談
【保護者向け】
・定期的な保護者面談
・定期的な電話報告
合格実績2023年度
東京大学 9名 東京工業大学 10名
千葉大学  10名など
無料体験あり
運営会社株式会社リソー教育

6位:早稲田アカデミー

出典:早稲田アカデミー

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    3

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価20/25点

首都圏の難関大学をメインに取り扱う学習塾の早稲田アカデミーは、関東圏に教室を展開していますが、オンライン受講であれば圏外から受けることも可能です。

これまでの指導実績をもとに開発された独自の受験対策カリキュラムで授業を進めていきますが、希望する生徒は個別指導で1人ひとりの弱点克服を狙ったカリキュラムも策定してくれます。

大学受験部各校舎には、東大生や早慶上智大などの現役大学生がアシスタントスタッフとして常駐しています。

塾の学習で分からないことを質問するだけでなく、定期テスト対策や志望大学の入試に関する相談も気軽にしやすい環境です。

基本情報

大学受験対策講座名・志望校別対策コース
・大学受験部
・小論文添削講座など
月額料金(税込)22,880円~+α
(教材費・必修テスト代など)
オプション(税込)入塾金:22,000円
年会費:2,900円
プラン、コース・高校1年生コース
・高校2年生コース
・高校3年生コース
・志望校別対策コース
・大学受験部
・セミナー・特別講座
・小論文添削講座
・季節講習など
授業形態1回あたり時間:40分~120分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:固定
振替:不明
主なカリキュラム・中学受験対策
・中高一貫校対策
提供コンテンツ・オンライン学習システム
・公開模試
受講スタイルタイプ:集団(個別指導事業も展開)
エリア:東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城
オンライン:〇(一部コース)
講師担当制:
タイプ:社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・海外・帰国生向けサービス
・首都圏外生向けサービス
・学習管理システム各種の提供
・自習室の提供
【保護者向け】
・定期的な保護者面談
合格実績2023年度
東京大学 68名 早慶上智大 414名など
無料体験あり
運営会社株式会社早稲田アカデミー

7位:明光義塾

出典:明光義塾

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    3

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価19/25点

個別指導塾の明光義塾では、志望校別の大学入試対策に対応しており、1人ひとりの理解度と目標に合わせた学習プラン・カリキュラムを策定しています。

また、高校生向けには大学受験対策として映像授業のコンテンツを提供し、通塾しながらプロ講師による映像授業も活用した質の高い授業を受けられます。

大学入試に有利とされる英検の対策にも対応しているので、保護者や教師と相談しながら英検を取る学習カリキュラムでもよいでしょう。

基本情報

大学受験対策講座名・大学受験対策
・定期テスト対策
月額料金(税込)学習プランによって異なる
(授業料+教材費+諸経費)
オプション(税込)学習プランによって異なる
プラン、コース・大学受験対策
・定期テスト対策
・英検対策ゼミ
・季節講習
授業形態1回あたり時間:90分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:自由
振替:規定の期日まで
主なカリキュラムオーダーメイドの学習プラン
提供コンテンツ・オリジナルテキスト
・振り返りノート
・オンライン学習アプリ
・映像学習
受講スタイルタイプ:個別指導塾
エリア:全国
オンライン:△(一部教室のみ)
講師担当制:
タイプ:学生/社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・自習室の提供(一部教室のみ)
・定期的なカウンセリング
・理解度可視化のオンライン学習アプリを提供
・家庭学習サポートサービス
【保護者向け】
・8日間のクーリング・オフ
・紹介キャンペーンなどキャンペーン実施
・定期的なカウンセリング
合格実績2023年度
国立大1,597名(うち東大1名、京大2名など)
私立大 10,434名(うち早慶43名など)
無料体験あり
運営会社株式会社明光ネットワークジャパン

8位:四谷学院

出典:四谷学院

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    3
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価19/25点

四谷学院では、科目別能力別の集団授業と2種類の個別指導のダブル教育で大学受験対策を進める学習塾です。

55段階個別指導は受験に必要な知識やテクニックを55段階に細分化したカリキュラムで進めます。

一方で完全個別指導は学習状況や志望校に応じて1人ひとりのカリキュラムをオーダーメイドで作成する指導法です。

浪人生や通信制学校に通う生徒向けの大学受験対策コースも展開しており、すべての受験生に寄り添ったカリキュラム展開と指導を行います。

基本情報

大学受験対策講座名・高卒(浪人)生コース
・高3生コース
・高2生コース
・高1生コース
・通信制高校からの大学受験コース
月額料金(税込)一括払い:121,770円~
(1学期・2学期分)
オプション(税込)入会金:33,000円
諸経費:44,550円
プラン、コース・高卒(浪人)生コース
・高3生コース
・高2生コース
・高1生コース
・通信制高校からの大学受験コース
・季節講習
授業形態1回あたり時間:60分~80分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:固定
振替:要相談または映像授業で振替
主なカリキュラム・科目別能力別予備校形式
・55段階カリキュラム
・オーダーメイドカリキュラム
提供コンテンツ・オリジナルテキスト
・オリジナルスマホコンテンツ
受講スタイルタイプ:集団/個別
エリア:13都道府県
オンライン:
講師担当制:
タイプ:学生(個別のみ)/社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・受験コンサルタントによるサポート
・自習室の提供
・寮の提供
・リラクゼーションスペースの提供
【保護者向け】
・出席状況、学習状況のお知らせ
・入試情報ガイダンス
・保護者、三者面談
合格実績合格者数不明(合格体験談あり)
無料体験なし(疑似体験あり)
運営会社ブレーンバンク株式会社

9位:個別指導スクールIE

出典:個別指導スクールIE

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    3
  • 管理機能
    3

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価18/25点

個別指導スクールIEでは、生徒のやる気を引き出すためのオリジナルテキストやカリキュラムを展開。

また、定期的な生徒・保護者間の面談を通してモチベーションを確認していき、必要に応じたアドバイスを行います。

オンラインでの成績管理システムや学力診断テストのツールを提供しているので、逐一学力の伸びや弱点を可視化できて学習のやる気を引き出すことが可能です。

教室もほとんどのエリアに展開されていて1,100箇所以上と規模も大きいため、学校や自宅近くの教室に気軽に通いやすいという利点もありますよ。

基本情報

大学受験対策講座名・定期テスト対策
・大学受験対策
・難関校対策
月額料金(税込)学習プランにより異なる
オプション(税込)入会金:23,100円
プラン、コース・高校生コース
・定期テスト対策
・大学受験対策
・難関校対策
授業形態1回あたり時間:90分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:自由
振替:1週間程度前に要相談
主なカリキュラム・オーダーメイドカリキュラム
提供コンテンツ・オーダーメイドテキスト
・コンピュータ学力診断テスト
受講スタイルタイプ:個別(1対1または1対2)
エリア:45都道府県(長野/大分除く)
オンライン:
講師担当制:
タイプ:学生/社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・目標達成ミーティング
・生徒コーチング
・成績管理システム
・個性診断テスト
【保護者向け】
・途中退会時の授業料等返金制度
・個別指導報告書
・定期的な保護者面談
・定期的な家庭連絡
・保護者向け会員サービス
合格実績2023年度 東京大学、慶應義塾大学など
無料体験あり
運営会社株式会社やる気スイッチグループ

10位:ナビ個別指導学院

出典:ナビ個別指導学院

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    3
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    3

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価18/25点

ナビ個別指導学院では、生徒2人に対し講師が1人で授業を行う個別授業制度を採用しています。

しかしカリキュラムや学習法は1人ひとりの特長に合わせてオーダーメイドされるので、仲間と切磋琢磨し合いながらも自分に最適な受験対策を進めることが可能です。

高校生コースでは個別授業と映像授業のハイブリッドスタイルでコンテンツを提供しています。

集中して1人で映像授業に取り組みつつ、分からなかった問題の復習や授業の予習を個別授業で教えてもらえます。

基本情報

大学受験対策講座名・大学入試対策
月額料金(税込)16,800円~
オプション(税込)とくになし
プラン、コース・大学入試対策
・季節講習
授業形態1回あたり時間:80分
週あたり最低授業回数:1回~
スケジュール:固定
振替:
主なカリキュラム・予習方式の先取りオーダーメイドカリキュラム
提供コンテンツ・オリジナルテキスト
・オリジナル予想問題
・映像授業
受講スタイルタイプ:個別(1対2)
エリア:44都道府県(北海道/高知/沖縄除く)
オンライン:
講師担当制:
タイプ:学生/社会人
研修:あり
サポート内容【生徒向け】
・自習室の提供
・生徒コーチング
【保護者向け】
・成績保証つき
・定期的な三者面談
・会員限定アプリの提供
・定期的な電話連絡
・教室長、講師からの連絡システム
合格実績不明
無料体験あり
運営会社CKCネットワーク株式会社

学習塾・予備校はなぜ必要?大学受験における重要なポイントを知っておこう

あらためて、今回のランキング結果は以下のようになりました。

スクロールできます
順位学習塾名受講費用大きな特徴
授業プランによる毎年、難関大合格者を多数輩出している
評定アップと両立して受験対策のカリキュラムに取り組める
多様化する入試形式にもすべて対応してカリキュラム策定
学習プランによる週単位の学習計画をチームで共有するミーティングを実施
全国の受講生と個人向上得点を競い合ってやる気を引き出す
志望校別科目別の特別講義で実践力を養成する
19,360円~総合型入試対策コースで志望理由書から小論文、面接対策まで対応
内部進学志望でも校内選抜や面接練習などの対策を徹底フォロー
医学部・歯薬獣学部も個別に戦略的な対策を立てて指導
学習プランによる東大志望者向け講座の担当講師は、全員東大生・医学部生
希望にあわせて個別指導とクラス授業から受講形式を選べる
AIを活用した学習システムや映像授業の展開など学びやすい環境
学習プランによるオリジナルの志望校合格逆算カリキュラムで無駄のない対策
80分の発問型個別指導で思考力や記述力を養える環境
一般受験対策と総合型選抜・学校推薦型選抜対策を同時に進行可
22,880円~+α指導実績をもとに開発された独自の受験対策カリキュラム
東大生や早慶などの現役学生がアシスタントスタッフとして常駐
学習プランによる1人ひとりの理解度と目標に合わせた学習プラン・カリキュラム
高校生向けには大学受験対策として映像授業のコンテンツを提供
一括払い 121,770円~
(1学期・2学期分)
科目別能力別の集団授業と2種類の個別指導のダブル教育
受験に必要な知識やテクニックを55段階に細分化したカリキュラム
学習プランによる生徒のやる気を引き出すオリジナルテキストやカリキュラム
面談を通して、必要に応じたアドバイスをする
オンラインでの成績管理システムや学力診断テストのツール
16,800円~個別授業は生徒2人に対し講師が1人で授業を行う
個別授業と映像授業のハイブリッドスタイル

しかし、これまで学習塾を利用したことがないご家庭にとって、塾にはどんなメリットがあるか分かりにくいところですよね。

お金をかけて学習塾を利用する理由について、大学受験におけるポイントを中心にお伝えします。

学習塾を大学受験で活用する理由
  • 受験対策に効果的な学習計画を立てなければいけない
  • 定期的に模試を受けて今の弱点や理解度を知る必要がある
  • 受験生としての心構えやストレスを開放するマインドを身につける

受験対策に効果的な学習計画を立てなければいけない

大学受験では複数科目の入試があり、計画的な受験対策が必要です。

学習塾では専門講師またはスタッフが受験生一人ひとりに合わせた学習計画を提案し、計画的な学習をサポートします。

これにより、無駄なく効果的な勉強が可能です。

集団塾の場合個別の学習計画ではなく共通のカリキュラムが策定されるケースが多いですが、個別での学習計画について相談することもできます。

また、定期的に面談などを通して講師陣とコミュニケーションを取り、現時点での学習進捗について適宜フォローをもらえる環境です。

定期的に模試を受けて今の弱点や理解度を知る必要がある

大学受験で合格するためには、自分の得意な科目と苦手な科目を把握し、それに応じた対策を取ることが大切です。

その際、現状の理解度を把握するためには定期的に模試を受けてみることをおすすめします。

学習塾によっては模試を実施しているところもあり、これにより、受験生は自身の弱点や理解度を正確に知れます。

また、模試の結果をもとに講師が具体的なアドバイスを行い、効果的な学習計画を策定します。

模試を通じて受験する環境に慣れていくことで、試験前の緊張感を軽減することもできます。

小山先生

本番の試験に臨む際に安定したメンタルを保つためにも、同じ環境に慣れておくことは重要です。

受験生としての心構えやストレスを開放するマインドを身につける

大学受験は高校生にとって大きなイベントであり、多くのプレッシャーがあります。

プレッシャーをうまく処理して受験生としての心構えを身につけることは重要なポイントです。

これまで中学受験や高校受験を経験した人にとっても、大学受験は将来の進路にも関わる重大な試験でもあるため、より緊張感や不安・ストレスが増してくるでしょう。

学習塾はこれまでたくさんの高校生を志望校に送り出した実績のある場所です。

そのため、受験のノウハウや単なる学問として教鞭を執るだけではなく、受験に対するメンタル面のサポートも行われます。

講師やスタッフが受験生とコミュニケーションを図りながら、受験に対する不安やストレスをとらえて必要に応じてサポートをしてくれます。

また、同じ塾に通う受験仲間との交流を通じてモチベーションを維持できたりメンタル面で講師とはまた違った効果を得られることも。

小山先生

受験生としての心構えを知るだけでなく、受験に対する過度なストレスを開放できる機会を作れます。

大学受験の学習塾・予備校選びで失敗しないために知っておきたい選び方

大学受験対策におすすめの学習塾を紹介する前に、失敗しないための選び方を解説します。

大学受験対策の学習塾の選び方
  • まずは塾を選ぶ最大の目的と高校受験の志望校を明確にしておく
  • 受講スタイルや自宅・学校からの通いやすさはモチベーションにも影響
  • 費用をシミュレーションして想定予算内に収まるか確認する
  • 塾全体や担当講師の雰囲気が子供と合っているか体験授業でチェックする

人気の学習塾を選んでも自分に合っていなければ効果は期待できません。

また、生徒自身にとってもモチベーションが上がらず受験自体へのやる気もなくなる恐れがあります。

それぞれの選び方について詳しく見ていきましょう。

①まずは塾を選ぶ最大の目的と大学受験の志望校を明確にしておく

まず最初に考えるべきなのは、塾を利用する最大の目的と受験する志望校です。

志望校によって受けるべき科目やその難易度は異なります。

志望校の入試傾向や難易度を確認し、それに合った塾や学校別の対策に対応している塾を選ぶことが大切です。

例えば、理数系が強化された塾や、文系科目に特化した塾など、志望校に合った学習計画を提供している塾があります。

志望校によっては、共通テストの一次試験や個別試験などで異なる入試形態をとる学校もあるため、個別に対応できる塾を見つけましょう。

②受講スタイルや自宅・学校からの通いやすさはモチベーションにも影響

学習塾の受講スタイルや通いやすさは、高校生の受験へのモチベーションにも大きな影響を与えます。

通塾が負担になるとモチベーションは下がりがちです。

そのため、次のようなポイントを意識して塾を選んでみてください。

●受講スタイルを選べる環境

学習塾には通学型とオンライン型があります。

通学型は教室に足を運んで授業を受けるスタイルであり、対面で講義を受けられます。

一方、オンライン型は自宅やどこでもインターネットを使って授業を受ける形態です。

どちらが自分に合っているかは、自身の生活スタイルや学習環境によります。

通学型は外で学習することで集中できるメリットがありますが、オンライン型は柔軟性があり、自分のペースで進められます。

●通塾がしやすい

学習塾の開校時間や自宅・学校からの交通手段も通塾するうえで考慮しておきたいポイントです。

アクセスしやすい場所にあって通学時間も短い学習塾なら、生徒だけが塾に通う状況でも抵抗感を感じにくくなります。

また、開校時間が柔軟な教室だと、休日にも自習目当てで通塾する生徒が多く、モチベーション高く受験対策の学習を続けられるでしょう。

●学習環境の快適さ

学習塾の教室や施設全体の雰囲気も知っておくべきです。

全体的に暗い教室は気持ち的に暗くなりますし、勉強する環境としてもあまり適していません。

また、生徒の私語が多くうるさい教室も集中力が散漫しやすいでしょう。

明るくて清潔感のある雰囲気で、なおかつスタッフによる管理が行き届いた教室だと快適に学習できることが期待できます。

小山先生

このような要素を考慮してストレスのない通学スタイルや学習環境の学習塾を選ぶことが大切です。

③費用をシミュレーションして想定予算内に収まるか確認する

学習塾にかかる費用はさまざまあります。

料金体系は塾によって異なりますが、具体的にどんな費用がかかるのか体系を把握しておきましょう。

①授業料

月謝制または回数券制で授業を受ける際に必要な費用です。

月何回分まで料金に含まれているのか、追加受講分はいくらかをチェックしてください。

②教材費

授業によっては教材費が別途かかる場合もあります。

カリキュラムが進むにつれて購入が必要なものが増えないよう、事前に必要な教材費を確認しておきましょう。

③入会金

初期費用として入会時に必要な費用です。

一括払いが必要となるケースもあるため、入学金をまとめて準備できるかシミュレーションしてください。

費用を抑えるポイントとして、割引制度やキャンペーンの利用をおすすめします。

兄弟姉妹がすでに通っている場合の割引制度や期間限定の入会キャンペーンなど、おトクな施策がないか無料カウンセリング期間中に確認しておきましょう。

文科省による「令和3年度 子供の学習費調査」では、学習塾にかける平均費用が明らかになっています。

高等学校(全日制)種別 学習塾費の平均費用

公立高等学校私立高等学校
年間費用120,397円171,149円
月あたり費用約10,033円約14,262円
(出典:令和3年度 子供の学習費調査|文部科学省)

月10,000円〜15,000円程度を塾に使っているご家庭が多いため、学習塾にかかる費用のだいたいのイメージとして参考にしながら、予算をどれくらいにするか想定しておきましょう。

また、かかる費用をシミュレーションして想定予算内に収まるのか確認することも大切です。

④予備校全体や担当講師の雰囲気が子供と合っているか体験授業でチェックする

塾選びで最も大切なポイントは、学習環境が子供に合っているかどうか。

それを確かめるためには体験授業を利用することをおすすめします。

体験するときにチェックしておきたいポイントは主に次のとおりです。

●教室の雰囲気

塾に通う子供は長時間をその場所で過ごすことになります。

集団塾の場合は私語が多い教室か、個別指導塾の場合はほかの授業の様子が邪魔にならないかなど。

落ち着いて学習できる環境であることが大切で、賑やかすぎず静かすぎないバランスを重視してみましょう。

●講師のタイプ

専任のプロ講師または学生アルバイトかチェックしておきましょう。

プロ講師だと専門知識や指導実績も豊富で費用をかけた分だけの知識を得ることが期待できます。

学生アルバイトは親しみやすさもあり、直近の試験を受けたことがある先輩としてメンタル面でのアドバイスをもらうこともできます。

気になっている学習塾を複数受けてみて、比較できる状態にしたうえで子供に体験した感想を聞いてみましょう。

ただ、子供の意見だけに耳を傾けるのではなく、体験授業に参加した子供の様子について塾側にも意見を求めてみることが大切です。

双方の意見をバランス良く判断したうえで相性を確かめて、最終的に子供に合う学習塾を選んでみてください。

小山先生

大学受験対策の学習塾は単なる学習場所ではなく、子供の成長をサポートする重要なパートナーとなります。

大学受験対策の特徴別に学習塾・予備校を分けてみた|カオスマップ

大学受験対策におすすめの学習塾を紹介してきました。

ここからは、受験対策の特徴別の学習塾をマップでグルーピングして紹介します。

「難関校対策に強いのは?」「オンラインで受講できる塾は?」など、希望にマッチする学習塾を全体像から把握してみましょう。

志望校別の特徴はほとんどの学習塾が難関校と私立校の対策に対応できる!

難関校だけに対策を絞っている学習塾はなく、東大や京大などの難関校対策ができる学習塾は早慶などの私立校対策にもしっかりと対応できることが分かりました。

まだ第一志望校が決まっていないうちから学習塾に通うのであれば、どちらにも対応できる塾を選ぶとよいでしょう。

また、どんな入試形式で受験するかも分からないため、一般入試対策だけでなく総合選抜のような入試形式にも対応できる塾だと、万全な受験対策ができるでしょう。

エリア別の特徴はほとんどの学習塾が全エリアに対応している

マップに分けてみると、一部の道府県で展開されていないところはありますが、5社が全エリアで教室を展開していることが分かりました。

自宅や学校からの通いやすさを重視するなら、近くに教室のある学習塾がおすすめです。

受講スタイル別の特徴はほとんどが個別指導に対応していた

大学受験対策で紹介したおすすめの学習塾を見てみると、10社のうち8社が個別指導に対応していることが分かりました。

やはり生徒それぞれ異なる志望校や学力で受験合格に近づくためには、個別指導形式のほうが最適なカリキュラムでの対策を期待できるでしょう。

しかし、集団塾のなかには「河合塾」「駿台」のように、ここでは紹介しきれなかった大手予備校もあります。

大手予備校は公開模試やクラス分けを定期的に行い、常に周りの仲間と競い合える環境があります。

また、これまで数多くの学生を合格に導いてきたプロの指導者が講師となってくれるため、ハイレベルな授業を受けたい方は集団塾をおすすめします。

ここからは、受講スタイルそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

集団塾の場合

メリット

  • 個別指導よりも受講費用を抑えられてリーズナブル
  • ほかの受講生と競争意識が生まれて学習モチベーションになることも
  • 決まったカリキュラムで進むため受験対策に遅れをとらない

デメリット

  • 講師と相性が合わない場合でも変更を希望することは難しい
  • 勉強仲間と一緒に受講する学習環境に慣れると勉強に集中できない
  • 理解できないまま授業についていけなくなる恐れがある

大学受験の場合、1人で学習を進めるよりも見えないライバルが見えていたほうがモチベーションになることも。

とくに集団塾で開催される公開模試やプレテストに積極的に参加することで、本番の試験を想定したシミュレーションがしやすいです。

これまで経験した受験と比べても大学受験はストレスがかかりやすいため、つかの間の休息時に話せる勉強仲間がいるとリラックスできるでしょう。

しかし、成績による定期的なクラス分けなどがあるとモチベーションにつながりやすい分、自信喪失のきっかけになりかねないリスクもあります。

個別指導塾の場合

メリット

  • 希望する志望校に合わせた受験対策ができる
  • 講師とスケジュールの調整ができるため部活動や習い事と両立しやすい
  • すぐに質問ができる環境で分からないことをしっかり拾い上げてくれる

デメリット

  • 集団塾よりも受講費用がかかってしまう
  • 苦手克服メインの勉強になりがちな1人学習でモチベーションが落ちる可能性も
  • 担当講師によって指導の質に差が出やすいことも

個別指導塾の場合、弱点克服や効率的な志望校対策に適したカリキュラムを提供してもらえます。

また、授業中は分からないことをいつでも聞ける環境なので、大学受験に向けて苦手な科目がある学生にもおすすめです。

高校1年生や2年生でまだ部活動に時間をかけたい場合も、講師とスケジュールの調整が取れれば希望する時間帯で授業を受けられますよ。

ただし、集団塾に比べると受講費用がかかりやすいほか、学生講師になると年齢が近く友達のような雰囲気になってしまうケースもあり、学習モチベーションに悪影響がでる恐れもあります。

オンライン指導の場合

メリット

  • 部活動や習い事のスキマ時間にもサッと学びやすい
  • 送迎の必要がないため保護者も安心して任せられる
  • 対面授業よりも自由なスケジュールで費用も抑えやすい

デメリット

  • 生徒自身が自主的に学習する姿勢が求められる
  • 競い合う仲間が見えないためモチベーションを保ちづらい
  • 通信環境を整える必要があり、別途通信費がかかってしまう

オンライン指導の場合、ライブ授業やオンデマンド配信・録画映像配信のようなパターンに分かれており、生徒の部活動やほかの集団塾とも併用して進めやすい環境です。

自宅で受講できるため送迎の手間がかからない点も、保護者としてはうれしいポイントです。

高校生になっても長時間の指導で夜遅くの帰宅になるケースもあり、帰宅時に事件や事故に巻き込まれるリスクがないところも安心できます。

とくにオンラインでの学習コンテンツが充実している学習塾だと積極的に入試情報をキャッチしたり演習問題に取り組めるでしょう。

ただし、オンライン受講は基本的に自主的な学習姿勢がないと続きません。

すでに学習習慣が身についている生徒であれば問題ありませんが、これまで自宅学習が苦手だった生徒にとっては効果を発揮しにくい環境となります。

【FAQ】大学受験対策の学習塾・予備校に関するよくある質問まとめ

最後に、大学受験対策に関するよくある質問をまとめてみました。

大学受験のために塾はやっぱり行くべき?いつから通うべき?

大学受験のために学習塾に通うことには、次のようなメリットがあります。

大学受験のために学習塾に通うメリット
  • 経験や指導実績が豊富な塾講師による指導を受けられる
  • 早いうちから内申点対策を意識した苦手克服ができる
  • 最新の入試情報や傾向を分析した塾で適切な志望校対策ができる
  • 同じ目標をもつ受験仲間ができる

なお、文科省で集計された学年別の通塾割合は以下のとおりです。

高校生(全日制)の学年別通塾割合

公立高等学校私立高等学校
1学年30.7%35.3%
2学年30.7%37.6%
3学年37.9%42.1%
(出典:令和3年度 子供の学習費調査|文部科学省)

公立校・私立校ともに通塾割合はそこまで高くありませんでした。

しかし、学年が上がるごとに少しずつ通塾割合は高まっています。

難関校を目指しているなら、苦手克服や最適なカリキュラムをゆとりのある期間で受講できるよう、早めに塾に通うことをおすすめします。

高校生のうち3年間学習塾に通うとどれくらいの費用がかかる?

文科省が調査した学年別の学習塾にかかる平均学習費は以下のとおりです。

高校生(全日制)の学年別平均支出額

公立高等学校私立高等学校
1学年26.3万円31.4万円
2学年35.1万円47.8万円
3学年45.0万円53.4万円
3年間合計106.4万円132.6万円
(出典:令和3年度 子供の学習費調査|文部科学省)

いずれも高校生で1年生から塾に通うとなると100万円がかかることが分かりました。

とくに私立高校に通う生徒は、公立高校に通う生徒よりも受講費用が高いです。

また、生徒によっては季節講習や特訓講座などに参加して追加費用がかかることもあります。

平均以上に費用がかかることも想定しておきましょう。

なお、一部の自治体では学生達の受験支援をするために補助金や支援金制度を展開しているところもあります。

・東京都の「受験生チャレンジ支援貸付事業

都内在住の高校3年生のうち、所得制限条件など所定の条件を達成した家庭を対象に20万円を上限とした学習塾受講料を無利子で貸付&入学で返済免除

お住まいの地域の自治体でも費用助成制度がないか問い合わせてみましょう。

浪人になると学習塾の大学受験対策にどれくらい費用がかかる?

リセマムの記事によると、浪人生の塾や予備校にかかる費用は月5万円から10万円程度が最も多いことが分かりました。

季節講習や特別講習を含めると、約3人に1人が年間100万円以上の費用がかかっています。

小山先生

浪人が決まった場合、志望校をどうするのか話し合ったうえで、家族で予算のすり合わせをしておくことが大切です。

大学受験のために学習塾には週何回通うのが望ましい?

大学受験のためには、週に2回から3回の塾通いが望ましいです。

週のスケジュールに余裕を持ちつつ、十分な学習効果を得られます。

週2回の場合、塾での授業と自宅学習をバランスよく進められるでしょう。

週3回以上通う場合は集中的に学習できますが、家庭学習の時間や生活リズムを意識しなければいけません。

通学回数を決定する際には、学習計画や日常的なスケジュールを考慮し、無理なく継続できるペースを見つけることが重要です。

塾なしで大学受験対策をする場合、参考書や問題集はどんなものを用意するべき?

まず、志望校の過去問を解き、出題傾向や難易度を把握しましょう。

基礎学力を養うためには、教科ごとに詳細な解説が付いた総合的な参考書が役立ちます。

また、定期的な模擬試験も重要で、自己診断が可能です。

有名な出版社が出している参考書や問題集は信頼性が高く、予備校が出しているものも効果を期待できますよ。

中高一貫生はいつ頃から学習塾で大学受験対策をスタートする?

中高一貫生が受験対策をスタートするのは、中学2年生からが望ましいタイミングです。

この時期に始めることで大学受験に向けての十分な期間が確保され、基礎から着実な学習が可能になります。

早めに受験対策を始めることで進路への意識が深まり、志望校に向けての目標設定や計画もスムーズに進むでしょう。

中高一貫生はじっくりと計画を練り、充実した学習環境で大学受験のスタートを切ることが大切です。

学習塾選びが失敗する要因は?注意しておきたいポイントは?

学習塾選びにおいて注意しておきたい判断理由は次のとおりです。

  • 友達が通っていることを理由に学習塾を決めた
  • カリキュラムや指導法は気にしていないが、自宅や学校近くにあったから決めた
  • とにかく料金が安かったから決めた

これらの要素を判断材料にして入塾を決めてしまうと、講師との相性や教室の雰囲気など、さまざまなほかの要因でマイナス要素があった際にモチベーションを落としやすいです。

とくに料金面に関しては生徒自身はあまり意識していない要素であり、マイナス要素が目立ちやすくなります。

大学受験対策に塾なしで学ぶ代わりにChatGPTは活用できる?

ChatGPTは、中学生でも活用しやすいツールです。

親権者の同意を得られれば13歳以上から利用できます。

日本財団が18歳に調査した内容によると、これまで約36%の18歳がChatGPTなどの生成AIを使ったことがあることが分かっています。(出典:日本財団18歳意識調査結果)

実際に高校の夏休みの課題や宿題に取り組む際に生成AIを使ったことがある・使う予定の人も10.4%とそこまで低くない割合で存在しています。

例えば、数学や理科、英語の問題について疑問が生じた場合、ChatGPTに質問して解決策を得られます。

また、自分の英作文や小論文をChatGPTに見てもらい、表現の改善や文法の修正に役立てることも可能です。

学習塾によってはChatGPTを指導法に活用するところもあり、東進ハイスクールでは英作文添削システムにChatGPTを使った講座「英作文1000本ノック」を12月に開講するようです。(参照:リセマム)

小山先生

ただし、ChatGPTはあくまで補助ツールであり、基礎的な学習や定期的な模試も欠かせません。
教えてもらうばかりでなく、自主的に学ぶ姿勢もバランス良く学習計画やカリキュラムに取り入れましょう。

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