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国立の教員養成大学・学部の22年卒業者、6割が教職に

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国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成22年3月卒業者の就職状況
  • 国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成22年3月卒業者の就職状況
  • 国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成22年3月卒業者の就職状況
  • 教員就職率が高い大学
  • 教員就職率が低い大学
 文部科学省は12月8日、国立の教員養成大学・学部の22年3月卒業者の就職状況について発表した。対象は全国45の国立大学および教員養成課程の学部で、9月末までの状況を取りまとめたものとなっている。

 平成22年3月の卒業者は10,524人で、正規採用の教員就職者は3,507人で臨時的任用は2,767人。卒業者全体の59.6%にあたる合計6,274人が教職に就いている。

 教員以外への就職者は2,021人で19.2%となっている。大学院等への進学者が1,150人で10.9%、未就職者は1,079人で10.3%という結果だった。

 教員就職者とは、国公私立の幼稚園、小・中・高等、中等教育、特別支援学校(養護教諭)の教員として就職した者。臨時的任用は、病休、産休、育児休業などの代替教員等として任用された者の数である。

 今年の国立の教員養成課程卒業者の教員就職率は、前年に比べると3.0ポイント増加している。なお、卒業者から大学院等への進学者を除いて計算した場合の教員就職率は、66.9%、前年度比で3.1%増加となっている。

 教員就職率が高い大学は、鳴門教育78.3%、和歌山75.5%、奈良教育74.3%、愛知教育74.3%、兵庫教育71.9%となっている。背景としては、これらの大学のある地域や隣接する大都市圏における教員採用数が多いことや、大学として、学生への就職支援の充実に取り組んだことなどが挙げられるという。

 一方、教員就職率が低い大学は、鹿児島39.9%、横浜国立43.0%、琉球43.3%、秋田44.0%、熊本46.5%となっている。これらの大学・学部がある地域での教員採用者数が少ないことや、学生の地元志向が強いことなどが要因として考えられるという。また、正規採用されない場合には、教員以外の民間企業に就職している場合もあるとしている。
《前田 有香》

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