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学校裏サイト、ほぼ全校でその存在を確認…奈良県

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「学校非公式サイト監視・調査研究事業」における第1回目の検索結果
  • 「学校非公式サイト監視・調査研究事業」における第1回目の検索結果
  • 書き込みの危険度分類
 奈良県教育委員会は12月14日、「学校非公式サイト監視・調査研究事業」における第1回目の検索結果を発表した。

 「学校非公式サイト」とは、学校が運営する公式サイトとは無関係でありながら、校名や略称を表記したうえで生徒に関する情報が投稿され、公開されているもの。平成20年の文部科学省の発表を受け、奈良県では外部業者に委託し、実態を調査していた。

 第1回の調査報告では、県内の公立中学校と高等学校142校を対象に9月〜10月の調査結果がまとめられている。それによると、学校非公式サイトは、中学校で2,288件、高校で4,083件、合わせて6,371件が確認されたという。対象の中学校は107校中105校、高校では全校についてその存在が確認された。

 特定の生徒への誹謗中傷や詳細な個人情報のなど要注意以上の書き込みは、全体で2,500件を超えており、中にはメールアドレスや電話番号、住所といった事件や事故につながる恐れのある要通報レベルの書き込みもあったという。

 また、あるプロフィールサイトでは、個人がプロフを作成するさいの項目に「タバコ」「お酒」「警察にお世話になったこと」という質問があり、それに対して「マイセン」「禁煙したい~」「ビール」「カクテルなら好き」「万引きで捕まった」などの回答が見られたという。

 奈良県では今回の結果を各学校に伝えるとともに、具体的な対策や、生徒への適切な指導を促していくという。
《田崎 恭子》

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