学力向上のための読書活動「学校図書館活用ハンドブック」公開

 全国学校図書館協議会は、「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」に基づいて作成した、「学校図書館活用ハンドブック」を、同会のホームページでPDF版で公開している。

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「学校図書館活用ハンドブック」学力のための読書活動
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 全国学校図書館協議会は、平成21年度文部科学省委託事業「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」に基に作成した、「学校図書館活用ハンドブック」を、同会のホームページでPDF版で公開している。

 同会によると、学力に対する考え方は「新しい学力観」の導入によって大きく変化している中、日本の学校教育においてはまだ対応できていないという見解を示した上で、学校図書館を学び方を身につけるのに最適な場であると位置づけている。同ハンドブックは、学校図書館の活用方法を広く知ってもらうために作成したという。

 ハンドブックでは、全国学力・学習状況調査の結果から、読書と学力の関係について分析。読書量と学力については読書時間の長さだけではなく、質が重要であるとしている。また読書のきっかけとして、担任が行う読書活動や家庭・地域と行う読書活動、学校図書館の読書行事、推薦図書の利用、教科学習における図書の活用などについて解説し、具体的に小・中学校での取組みの事例を挙げている。

 学校図書館活用ハンドブックは、全国学校図書館協議会のホームページよりダウンロードすることができる。
《前田 有香》

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