九州大学、被災地域の大学在学者などに図書館サービスを提供

 九州大学附属図書館では、今回の地震の発生を受けて、被災地域の大学の学生を対象に同館のサービスを利用できるようにしている。

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 九州大学附属図書館では、今回の地震の発生を受けて、被災地域の大学の学生を対象に同館のサービスを利用できるようにしている。

 対象となるのは、関東・東北地方の大学に在学中の学生と入学予定者で、今回の震災による緊急帰省などで九州大学のある福岡県近隣に滞在中の人たち。同大学の箱崎キャンパス(福岡市東区箱崎6-10-1)にある中央図書館、病院キャンパス(福岡市東区馬出3丁目1-1)にある医学図書館、大橋キャンパス(福岡市南区塩原4-9-1)にある芸術工学図書館の3館で、それぞれ同大学の学生と同等のサービスを受けられるという。

 中央図書館は、人文・社会科学分野を中心とするコレクションや、理数・農学関連の研究図書を収蔵する同大学の総合的な学習・研究図書館。医学図書館と芸術工学図書館では、それぞれ専門に特化した資料を所蔵している。

 利用可能なサービスは、館内資料の閲覧・貸出のほか、館内パソコンの使用、研究個室、グループ学習室、視聴覚室などの館内施設の利用など。また学内の他の図書館から借りる学内配送サービスにも対応するという。

《田崎 恭子》

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