節電意識は浸透、計画停電地域外でも7割が「節電」

 電力供給不足から行われている計画停電にともない、節電が呼びかけられているが実際の実施状況はどうなのだろうか。アイシェアが節電に関する意識調査を実施した。

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計画停電実施後「節電している」は7割超……意識調査 計画停電実施後、国民の節電意識は根付いていると言えそうだ
  • 計画停電実施後「節電している」は7割超……意識調査 計画停電実施後、国民の節電意識は根付いていると言えそうだ
  • 計画停電実施後「節電している」は7割超……意識調査 具体的な節電行動
 電力供給不足から行われている計画停電にともない、節電が呼びかけられているが実際の実施状況はどうなのだろうか。アイシェアが節電に関する意識調査を実施。20代から40代のネットユーザー男女1,697名の回答を得た。

 3月14日の計画停電開始前から節電に気を使って生活していたか聞くと、「していた」と回答したのは全体の56.3%。「していない」は43.7%だった。実施率は20代で41.0%だったが、30代では54.1%、40代では59.5%と上の年代ほど高い。

 では、計画停電開始後はどうだろうか。3月14日以降、節電を「している」としたのは全体の73.2%。男女別では男性が68.1%だったのに対し、女性は78.7%と10.6ポイントも高い。こちらも年代が上がるほど実施率が高まり、20代では59.0%のところ、30代では70.6%、40代では76.8%にものぼっている。また、自宅が計画停電地域外でも、節電を「している」人が67.2%いることが明らかとなった。

 具体的な節電内容(複数回答)としては、「照明をこまめに消す」が80.8%でトップ。そのほか「暖房をなるべく使用しない(68.2%)」「厚着をする(54.0%)」「不要な電化製品のコンセントを抜く(47.5%)」「電化製品をなるべく使用しない(45.5%)」「照明をなるべく使用しない(41.7%)」という対策が上位にあがっている。

節電意識は浸透、計画停電実施後「節電している」は7割超……意識調査

《関口賢@RBB TODAY》

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