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センター試験の教科に「情報」を…情報処理学会が要望書

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大学入試センター試験における教科「情報」出題の要望
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 情報処理学会は4月8日、「大学入試センター試験における教科『情報』出題の要望」と題した文書を大学入試センター理事長宛に提出したと発表した。

 要望書は同学会長名で4月5日付に提出したもので、大学入試センター試験の出題科目に、次期(平成21年度告示)学習指導要領における情報の「社会と情報」と「情報の科学」の2科目を加えるように要望している。

 文書では要望に至る経緯と理由として、東北地方太平洋沖地震において情報の重要性が多くの地域・分野から報じられたことに触れ、情報に関する適切な理解は広く国民が身につけておくべき基本的素養であるとしたうえで、高等学校の必履修教科として取り入れられた「情報」の学習の重要性を訴えている。

 また、選択科目である「社会と情報」と「情報の科学」に共通する項目のうち、「コンピュータにおける情報の扱い、ネットワークの原理と仕組み」「ネットワーク上のコミュニケーションとモラル、セキュリティ」「社会における情報システムの役割や仕組みと安全性」「問題解決のプロセスと共同作業および情報手段の活用」の4項目を特に重要であるとし、センター試験によって基礎的な学習の達成度を判定する手段が提供されることが望ましいとしている。

 さらに、指導要領の改訂で参考にされたOECDのキーコンピテンシーにおける「知識や情報を活用する能力」「テクノロジーを活用する能力」との関連性にも触れ、「情報」教科を通じた「情報の科学的な理解」「情報社会に参画する態度」の教育拡充は急務であり、大学入試センターの責務は重大であるとしている。
《田崎 恭子》

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