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英語必修化、保護者の54.4%が「日本人教師の指導レベルに不安」

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小学生の段階で身につけさせたい英語に関する「ちから」・「姿勢」とは?(複数回答)
  • 小学生の段階で身につけさせたい英語に関する「ちから」・「姿勢」とは?(複数回答)
  • 小学校で英語活動は「教科」としての導入ではないことをどう思うか?
  • 小学校での英語活動について、不安に感じていることは?(複数回答)
 塾や学校へ小・中学生の英語指導法、教材などを提供しているエドベックは4月13日、小学生の保護者に対して行った「小学校外国語活動に関する意識調査」の結果について発表した。

 調査対象は小学校1〜6年生の子どもを持つ20代〜40代の保護者1,010名(20代:66名、30代:587名、40代:357名)、調査の期間は4月5日〜6日、インターネットによるアンケート。

 小学校の段階で身につけさせたい英語に関する「ちから」・「姿勢」とは何ですかという質問では、「英語が好きになる」(60.9%)がトップで、次に「英語に慣れること」(51.6%)、「コミュニケーション力の基礎が身に付く」(45.2%)となっている。一方、「英単語をたくさん覚える」(9.9%)、「文法知識を身につけさせる」(4.0%)など、中学校での学習に直結するような期待は少なくなっている。

 2011年度から小学校で必修化される英語は「教科」としての導入ではないことについてどう思うかという質問では、「英語は教科として導入すべき」がもっとも多く43.7%、「教科としてではなく、英語に慣れさせる程度の授業がよい」が38.0%と続いている。その他の意見では、「学校の英語は、外国では使えないことが多い。使えるものでなければ意味はない」という「教務内容次第である」という声もあったという。

 ちなみに「教科であること」と「教科でないこと」の違いは、文部省検定済教科書の有無や成績評価の有無などの違いがあり、評価に関しては、一部の学校では教科でなくても独自に行っている場合もあるという。

 小学校での外国語活動(実質、英語活動)について、不安に感じていることについて聞いたところ、「日本人教師の指導レベル」を挙げたのが54.4%と半数を超えている。次いで「英語を好きにさせてくれるかどうか(生徒に合わせた授業の工夫)」が40.9%となり、「指導内容・カリキュラム」(26.8%)や「評価制度」(6.0%)などを大きく上回っている。

 同社では、子どもの年齢を問わずに子どもをもつ20代〜40代の保護者すべてを対象に事前調査を実施したが、「将来的なことを考えると、小学生以下からの英語教育は必要であると思いますか」との問いに約7割の保護者が「はい」と回答しているという。
《前田 有香》

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