電通ワカモン、高校生のリアルを描くアニメレポ配信

 電通総研 若者問題研究所(電通ワカモン)は6月9日、高校生のリアルを描くアニメーションレポート第1話「シナがわの時代〜みんなとシナジー〜」をホームページで公開した。

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シナがわの時代(第1話)
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 電通総研 若者問題研究所(電通ワカモン)は6月9日、高校生のリアルを描くアニメーションレポート第1話「シナがわの時代〜みんなとシナジー〜」をホームページで公開した。

 電通ワカモンでは、10~20代の若者の「世代背景」、「コミュニケーション特性」、「メディア・コンテンツに求めるもの」などに関する研究を進めており、「シナがわの時代〜みんなとシナジー〜」は2010年9月に高校生を対象に実施したアンケート調査を元に、若者の生態を、アニメーションレポートにまとめたもの。

 アニメーションを用いた試みは、データだけでは伝えきれない、若者のリアリティをイメージしやすくするためで、「アニメのように、みんなにわかりやすく」をコンセプトに制作された。漫画家のキャラクターデザインに、声優のナレーションをつけて、高校生の目線と語り口で「若者の本音」が解説されていく、という内容になっているという。

 アニメーションレポートの第1話では、空気を読んで協調性を重んじる「シナがわ意識」が育まれる世代的背景を描き、続く第2話では女子高校生の学校の友達との付き合い方、第3話では周囲の目を気にする男子高校生と恋愛意識、そして最終の第話ではインターネットのコミュニケーション実態を解説しているという。ホームページにて順次1話ずつ公開予定。

 なお、ホームページには、高校生男女600人を対象に実施した「高校生アンケート2010」(モバイルインターネット調査)の結果も掲載されている。
《前田 有香》

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